2008年2月19日
AXEに見る。
AXEのサイトを見たことがありますでしょうか?


CMでも新しい試みをし、印象の残るCMです。
日本の風土にあっているかというと中々そうもいかなく
クレームなども多いそうです。
「女性を尊重していない」や「イメージが悪い!」などなど、クレームは絶たないようです。
しかし話題先行型のCMとしては面白いのではないでしょうか。
シナリオや、商品力をアピールしているのではなく
このCMのすごい所はこのスプレーしたら「モテる」それだけを最大限にアピールしてます。
男性からしたら、気になります。
この商品が日本で発売されてから、ドラッグストアでの売り出し方を色々と見ていましたが
やはり、メンズコーナーでは大々的にアピールされていました。
さて、今回はそんなAXEですが、サイトを久しぶりに覗いたらとんでもないことに。
「モーニングコールサービス」を無料で提供しています。
このサービスとは事前に登録予約をすれば、指定の時間に女性が電話で起こしてくれるという
サービスになっています。
気になって、1度試してみました。
その結果、電話をしてくる女性とは元気のよい女性の声のテープでした。
ちょっとガッカリ(笑
ただただユーザー体験をしていてはコンサルタント失格ですので
このキャンペーンの裏にはどのような目的が隠されているのかが気になり
いくつか仮説を立ててみます。
・顧客の「シーン」に密着。
朝弱い男性は多いです。
そこで、モーニングコールをして起こしてもらう。
ここで、考えるべきは「シーン」であります。
フレグランスを使用する「シーン」とは、朝が多いと思います。
出勤、登校をする前、家で着替える時が一番利用頻度が高いのではないでしょうか。
モーニングコールを提供する事で、AXEを意識付け、フレグランスを使用するように仕向ける。
ちょっと遠回りしていますが、繋がります。
・リピータの育成
モーニングコールをしてくれる女性は多数います。
それは予約の段階でランダムに決められ、担当になった女性については壁紙がダウンロードできます。
男性というものは、コレクション性質が強いと思います。
その結果、サービスをリピートする事でAXEのリピーターを育てていく。
リピートしている事で、自然とユーザーの中に「AXE」が浸透します。
Webサイト一つのキャンペーンにとっても見方一つで変わります。
以前、私の知人のライターが某有名雑誌の企画で20~30代の男女に対して
女性のファッションカラーについてアンケートをとっていました。
男性目線と、女性目線では好きなカラーというものが違ったそうです。
男性から見た女性というのは、白、ピンク、黒、赤がやはりダントツで人気が高いそうです。
女性から見た場合は、上記以外にも金や、花柄といった人気も高いそうです。
男性が好む配色をする事もこのサイトのポイントだと思います。
ベースはパッケージ色の黒。
その中で、女性の身につけているカラーはピンク、黒、赤が殆どです。
カラー選択からも、男性ユーザーに対して、アピールをしているのだろうと
思えます。
このように、他社のサイトや、キャンペーンを見る際に、自分ならではの視点や
その視点の逆の位置からなど、"関心"を持つことが重要になります。
関心をもち、仮説をたて、それを実証するために、データを集める。
その結果、その関心がデータとして、ロジックとして活かす事が出来ます。
一つのクリエイティブにも、ロジックを活かす事が出来るという事です。
AXEのCM ↓



日本の風土にあっているかというと中々そうもいかなく
クレームなども多いそうです。
「女性を尊重していない」や「イメージが悪い!」などなど、クレームは絶たないようです。
しかし話題先行型のCMとしては面白いのではないでしょうか。
シナリオや、商品力をアピールしているのではなく
このCMのすごい所はこのスプレーしたら「モテる」それだけを最大限にアピールしてます。
男性からしたら、気になります。
この商品が日本で発売されてから、ドラッグストアでの売り出し方を色々と見ていましたが
やはり、メンズコーナーでは大々的にアピールされていました。
さて、今回はそんなAXEですが、サイトを久しぶりに覗いたらとんでもないことに。
「モーニングコールサービス」を無料で提供しています。
このサービスとは事前に登録予約をすれば、指定の時間に女性が電話で起こしてくれるという
サービスになっています。
気になって、1度試してみました。
その結果、電話をしてくる女性とは元気のよい女性の声のテープでした。
ちょっとガッカリ(笑
ただただユーザー体験をしていてはコンサルタント失格ですので
このキャンペーンの裏にはどのような目的が隠されているのかが気になり
いくつか仮説を立ててみます。
・顧客の「シーン」に密着。
朝弱い男性は多いです。
そこで、モーニングコールをして起こしてもらう。
ここで、考えるべきは「シーン」であります。
フレグランスを使用する「シーン」とは、朝が多いと思います。
出勤、登校をする前、家で着替える時が一番利用頻度が高いのではないでしょうか。
モーニングコールを提供する事で、AXEを意識付け、フレグランスを使用するように仕向ける。
ちょっと遠回りしていますが、繋がります。
・リピータの育成
モーニングコールをしてくれる女性は多数います。
それは予約の段階でランダムに決められ、担当になった女性については壁紙がダウンロードできます。
男性というものは、コレクション性質が強いと思います。
その結果、サービスをリピートする事でAXEのリピーターを育てていく。
リピートしている事で、自然とユーザーの中に「AXE」が浸透します。
Webサイト一つのキャンペーンにとっても見方一つで変わります。
以前、私の知人のライターが某有名雑誌の企画で20~30代の男女に対して
女性のファッションカラーについてアンケートをとっていました。
男性目線と、女性目線では好きなカラーというものが違ったそうです。
男性から見た女性というのは、白、ピンク、黒、赤がやはりダントツで人気が高いそうです。
女性から見た場合は、上記以外にも金や、花柄といった人気も高いそうです。
男性が好む配色をする事もこのサイトのポイントだと思います。
ベースはパッケージ色の黒。
その中で、女性の身につけているカラーはピンク、黒、赤が殆どです。
カラー選択からも、男性ユーザーに対して、アピールをしているのだろうと
思えます。
このように、他社のサイトや、キャンペーンを見る際に、自分ならではの視点や
その視点の逆の位置からなど、"関心"を持つことが重要になります。
関心をもち、仮説をたて、それを実証するために、データを集める。
その結果、その関心がデータとして、ロジックとして活かす事が出来ます。
一つのクリエイティブにも、ロジックを活かす事が出来るという事です。
AXEのCM ↓
- by 佐藤司
- at 19:41