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通称:株式会社ジェイコス
誕生日:2005年4月1日
出身地:三軒茶屋
現住所:麹町
職業:Webコンサルタント

2013年8月 5日

Googleアナリティクスのウェブテスト機能でテストページへの訪問数に差が出る理由

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GoogleAnalyticsのウェブテストを使って、ABテストを繰り返してる中で、どうしても気になっていたのが、ABテスト開始数日後(ヒドイときは2日目)からテストページへの訪問数に大きなが差が生まれること。

まだ、どちらのページが良いが分からないのに、そんなにアクセス数を偏らせないでくれーーーー!といったマニアックな方に向けて記事を書きます。

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そもそもABテストとは、異なる2パターンのWebページを用意し、実際にユーザーに利用させて効果を比較するテストのこと。
Webページのデザインやレイアウト、サイト内導線の最適化をはかるために用います。スプリットランテストとも呼ばれます。

中でもGoogleAnalyticsのウェブテスト機能は、テスト対象のページに訪れる新規のユーザーの一部に対し、ブラウザ単位でクッキーを付与し、適切な効果測定のため同一クッキー保持者には同一のパターンしか見せしない仕組みとなっています。

したがって、2パターンのWebページそれぞれにアクセスをほぼ均等に振り分けしてしまう為、片方のコンバージョン率が悪いとその分の利益低下や機会損出のリスクとなってしまう場合があります。

しかしながら、GoogleAnalyticsのABテスト(ウェブテスト機能)は優秀で、コンバージョン率に差が出た場合、自動でアクセス数調節をしてくれます。

すなわち、コンバージョン率が低いページへのアクセスを制限し、コンバージョン率が高いページのアクセスを増やしてくれるのです。
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これ自体で言えば、とても有効な補助機能ですが、時にはあまりうまく働かない場合があります。

それは、そもそものアクセス母数が少ない場合、数件の差しかない(まだ検証を続けたい)場合でも、上記機能が働いてしまいテストページへの訪問数(アクセス数)に大きな差が出てしまう場合です。

これは、ウェブテスト機能があくまで、コンバージョン率をベースにしていることに起因します。
テスト仕様の判断基準は、下記2つの要素によって割合が決定されます。

(a)コンバージョン率の低下による訪問数の絞り
(b)パターン毎のリピーター率の違い

流入やコンバージョンの母数には左右されず(=アクセス母数自体が少なくとも)、あくまでコンバージョン率をベースに訪問数の絞りが行われます。したがって、流入した時間帯、平均滞在時間、平均閲覧ページ数などの他の指標は、ウェブテストでの訪問数の調整に影響されません。

Googleさんにも直接聞いてみましたが、そういう仕様なので今のところ解決方法はないとのことです。
(テストよりもテスト実施による不利益を避けるものであり、サイト運営者様の成果の維持のための仕様だから仕方ないといえばそうなのですが・・・)


また、上記の補助機能以外にも、テストページへの訪問数に差が出る原因としては下記が考えられます。

1. もともと(テスト前に)オリジナル(Aパターン)をみていた既存ユーザーには、Aパターンが引き続き表示される。
 ⇒したがって、『コンテンツ』>『サイトコンテンツ』>『すべてのページ』等から見ていた場合、既存ユーザーも含めた全体のユーザーにおけるAパターンを見るユーザーの割合はBパターンと比べて高くなる傾向にある。

2.ウェブテストはクッキー ( _utmx ) を付与して、訪問数ではなくブラウザ単位のユーザー毎にパターンを振り分ける。
 ⇒『コンテンツ』>『ウェブテスト』から見ていた場合、『ウェブテスト』レポート上の、Bパターンへの訪問数がAパターンより低い場合、ブラウザ単位のユーザーの挙動によるものと考えられる。
ウェブテストの対象となっている新規ユーザーの半分ずつにそれぞれAもしくはB用のクッキーが付与されるが、Aパターンが表示されるユーザーの多くがリピーターとなり何度も当該ページに訪れる場合、『ウェブテスト』レポートでは、A(オリジナル)の訪問数がB(テスト)の訪問数より多くなることが考えられる。


ただ、抑制されていたパターンのコンバージョン率がもう一方のパターンを上回った場合、もう一方のパターンが逆に抑制され、抑制されていたパターンへの訪問数が増加するらしいのですが、あまり見たことないですね。


結論として、手動での調整はできないので「新しくやり直す」しかありません。

2回目も同じ結果なら納得できる・・・はず。


武井洋


Photo by  kris krüg



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