2007年3月19日
アクセスログの見方【入門編】
アクセスログ解析ツールを導入している企業様は多いと思います。
サーバーについている無料のであったり、ツールを導入していたり
または、コンサルティング会社にレポートまで依頼している企業様も
いらっしゃると思います。
本日はWebマスターの方に対して、ログ解析の入門編といいますか
簡単にできるログの見方を紹介します。
大体のログ解析には、訪問者数や、PV(ぺージビュー数)がわかります。
その他にもリンク元であったり、サーチワードなどがわかります。
どんな無料ツールでもこのくらいはわかると思います。
訪問者数やPV数はプロモーションなどを何も行わなければ
たいして変化することはありません。
ただ眺めるだけではなく、次のように少し踏み込んでみてみるだけで
ログ解析が行えます。
・リンク元
これは、自社のサイトに、どこのサイトから来たのかがわかります。
大抵は、検索エンジンが上位に来ると思います。
その中でも、
・Yahoo!と、Googleどっちからきているのが多いのか。
・検索エンジン以外で、きているサイトを調べる
(実は何か紹介されていたりするケースがあります)
・サーチワード
これは、検索エンジンで何のキーワードで検索されて自社のサイトに来たのかが
わかる指標です。
実は、自社で想像していたワードとは違うワードで検索されてきているケースもあります。
その場合、「そうなんだぁ?」で済ませるのではなく
・実際に検索エンジンで何位に表示されているのかチェック
・そこからリンクされているページが、そのワードに適した内容かどうかチェック
もしも、想像していないワードで、上位表示されているが
内容が伴っていないのであれば、内容を早急に修正するだけで
コンバージョンに変化が生まれる可能性があります。
・人気ページ
こちらは、自社のサイト内で、どのページが沢山閲覧されているのかを
知ることが出来ます。
実際は、思っていたページとは違うページが上位に来ているケースがあります。
また、Googleアナリティクスなどでは、ページの離脱率も見ることが出来ます。
人気ページに「サイトマップ」が上位に出てくるようなサイトであれば
ユーザーに迷いを生んでいる証拠なので
早急に改善をする必要があります。
上記の他にも様々な見方が出来ますが
今回は入門編という事で、ツールを導入したてなどの企業の担当者様が
実践していただけると改善に繋がるのではないかと思います。
- by 佐藤司
- at 20:34