2007年4月17日
検索エンジン対策(モバイル)
電通総研から2007年から20011年までの
日本のインターネット広告費についての試算結果が発表されました。
20011年には7,558億円(うちモバイル広告は1,284億円)になる結果です、
伸びてはいますが、徐々に伸びは緩やかになるとの見方です。
検索連動広告と、モバイル広告の割合が増えるとの事ですが
モバイルが現在盛んに騒がれています。
各業者もモバイルのSEOのサービスをリリースしたとの発表が相次いでいます。
では、モバイルSEOとは?PCとの違いは?
PCサイトの場合は、大きく分けて「内的要因」と「外的要因」の2種の対策が基本であり
「外的要因」が大きな差を生む要因であり、重要視されています。
しかし、モバイルのSEOの現状では「外的要因」はあまり認識されません。
リンクポピュラリティーといった概念はPCと同様ではありますが、重要度は低いです。
そうするとモバイルSEOは何が違くて、何が重要なのか
・テキスト・コンテンツ量が少ない
表示画面が狭いため、テキスト量が少なく、ページ数もユーザーストレスを最小限に
抑えるために作られるので、抑えて作ります。
そうなるとPCサイトに比べコンテンツ量がなく、
検索エンジンにキーワードを強く認識させにくい作りです。
・公式サイトと勝手サイトが存在する
公式検索・一般検索のクローラーのアルゴリズムは違います。
・IP制限をかけているサイトが多い
公式サイトの多くは、IPアドレスによるアクセス制限をかけているサイトが多く、
検索エンジンの巡回を制限しています。
・キャリアごとのSEO
3キャリア毎に異なるページを用意している場合があり、
各キャリア対応サイトへSEOが必要になる。
・外部リンクの重要度は高くない
公式検索では、検索結果を公式サイトのドメイン内に限定しているため、
外部リンクは検索順位に影響を与えません。
・CSSに非対応
iモードではCSSに非対応である。au、ソフトバンクの次世代機においては対応している。
・動的URLやマイページが多い
ログイン前提のサイトや、動的なURLを使用しているサイトが多く
検索エンジンが読みにくくなっています。
・自動機種振り分け機能
機種を自動で判定して、振り分ける機能やID認証等、検索エンジンが読めない作りに
どうしてもなってしまう事が多い。
上記をふまええて、下記のような対策が有効といわれています。
●キーワードのマッチング
タイトルタグにマッチングしたキーワードを挿入する。
●検索エンジンに登録
各種携帯の検索エンジンに登録を行う。
上記以外にも、ファイルサイズが小さい方が良いや、絵文字を使う等ありますが
まずは上記の2点をしっかりと対応することで、成果を確認してみると良いと思います。
- by 佐藤司
- at 22:45