2007年6月 4日
ロングテール
Web業界にいると、数年前からロングテールなどという言葉をよく聞く。
というのも、リスティング広告が一気に大爆発したからだ。
いやゆるOvertureでは、オークション形式ですので
ロングテールの理論が通用する。
よって提案にも、記事にも、言葉にもロングテールの理論が連呼された。
しかし、前回も「キーワードの調べ方」
でもご案内いたしましたが、OvertureがPanamaプロジェクトによって
仕様変更を行ったことで、単純にロングテールを狙って
2ワード、3ワードの複合キーワードを数あるだけ買いましょう!じゃすまなくなりました。
というのも、品質インデックスが存在する為です。
現状のAdwordsの品質スコアと似たような考え方で
「金額」だけではなく、どれだけユーザーにクリックされているか等を判断して
掲載順位を決める仕様になるからです。
ただ、単純に単価が高い、クリックをたくさんされているという状態だけではダメで
裏には複雑なロジックがあります。
しかし、今日はOverture、Adwordsともに、単純ではなくなっているという事をお伝えし
それによってどうなるかというと、まず
広告代理店に任せている企業様、もしくは営業を受けている企業様は
この点についての運用方針や、ノウハウのチェックが重要です。
また、自社で運用する場合もじゃあ、買いましょうではなく
自社で運用する場合でも、ビッグワードで上位に表示させ、かつ単価を低く抑える事が
夢ではなくなるからです。
上記に当てはまる企業のご担当者様は要ご検討ください。
キャンペーン、グループ、広告、そしてクリエイティブ、飛び先といた要素を
フルに活用し、運用していく事が重要になります。
- by 佐藤司
- at 20:26