2007年6月27日
直帰するユーザー
アクセスログ解析を行っている際によく出る言葉
「直帰率」
ここは直帰が多いから、改善しなくちゃ。
そんな会話が聞こえてきそうです。
直帰率を改善する事は非常に重要なことですが、直帰するユーザーの視点に立つ事を
しているでしょうか?
私自身が、検索して、閲覧したサイトから直帰するケースを考えてみました。
・自分が探していたニーズとは「あっ、違うな」と感じて直帰。
・このサイトには自分のニーズに合う情報がありそうだ!
と思うも、どこに何があるのか良くわからないので直帰。
・このサイトには自分のほしい情報が満たされていたが、サイトから離脱。
「あっ、違うな」というのであれば、もう目に見えてわかります。
検索キーワードニーズと、サイトの情報がマッチングしていない証拠です。
「マッチング」を高める必要があります。
「どこに何があるのかよくわからない」というのは
サイトの設計が悪いのです。
ユーザーが求めているゴールの配置が適切か
ユーザーの情報を読む動きの先にゴールがあるのか、
徹底して調査する必要があります。
「満足したので」の場合は
情報を与えすぎのケースもありますし、きちんとユーザーになりきる必要がございます。
どういう流れで情報を読ませて、どこまで出したらゴールにするか等の
トライアンドエラーを繰り返す必要があります。
直帰率を改善すればコンバージョンアップ!という訳でもありませんが
改善の第一歩として、十分な効果が期待できるのではないでしょうか。
- by 佐藤司
- at 12:45