2007年8月 8日
滞在時間の多いページ
アクセスログ解析入門編のパート2として
今回は、「滞在時間」に注目したいと思います。
滞在時間とは、そのページにユーザーがどのくらいいたかといった指標になります。
計り方としては、例えるなら、ページに進入された時に、スイッチがオンになり
他のページ(自サイト内)に行った場合にそっちのスイッチがオンになるから
こっちはオフになるといったイメージです。
滞在時間が多いほうが、よく読まれてて良いじゃん!
というわけにも行きません。
記事などの読み物コンテンツであれば、長い方が読まれているという仮説を立てることができますが
たとえば、商品説明ページの滞在時間が、他ページに比べて倍以上の長さだったとします。
製品数は、多くないのに。。。
明らかな、ユーザビリティの欠如になります。
ユーザーが興味を示しているのにもかかわらず、わかりにくい説明のため
滞在時間が長くなっている。
結果、「読みにくい」等の理由で離脱してしまいコンバージョンに繋がりにくくなります。
専門用語が並んでいませんか?
ユーザーの心理になってわかりやすくカテゴライズしていますか?
テキストだけになっていませんか?
次の製品情報にいきやすいですか?
これだけを改善するだけでも、かなり改善が見込めると思います。
全てのケースに当てはまるとは言い難いですが
トライしてみてはいかがでしょうか
- by 佐藤司
- at 10:14