2007年8月28日
時間帯別
Webプロモーションの効果測定を行う場合に
様々な指標をもちいてレポートすることが多いと思います。
アクセスログ解析のコンバージョンデータなどを参考にデータを抽出し
集計を行うケースがあります。
ゴールの指標が「資料請求」であった場合に
どんな測定を行うのか、一例を紹介します。
サイトに来ているPVの時間帯別の波、曜日別の波を計測します。
それと同じ指標でコンバージョン、つまり資料請求をされた時間帯の波、曜日別の波を計測します。
そして来訪者:コンバージョンを、時間帯と、曜日で比較します。
例えば、「=」ではなく、訪問者は昼間と、夜に大きな波が来るが、資料請求は夜が多いといったケースの場合、
極端な例をあげれば、サイトを昼と、夜でレイアウトを変えるのも一つの仮説として成り立ちます。
昼は資料請求にいたらないケースが多いのであれば、検索性や知識系コンテンツうを前面に押し出し、夜になったら、資料請求に繋がるように、導線を考えたレイアウトを実行する。
また、「=」であれば、大きな波を更に大きくして母数を増やす施策、
または小さな波に注目して母数を増やす施策などの仮説をたてる事が可能になります。
来訪者の時間帯を見るだけ、コンバージョンの時間帯をみるだけではなく
それぞれを比較し、比率検討を行う事も一つの改善への糸口になります。
- by 佐藤司
- at 22:37