2007年9月10日
フォームでの離脱
入力フォームまでユーザーは来たのに!
ユーザーがそこから多数離脱してしまうケースがあると思います。
せっかくここまで来たユーザーを逃がさないためにも
少しでも改善を行う必要があります。
まず、離脱といってもどんな離脱?
・フォームにたどり着いても、元のページに戻ってしまう
・個情報のページに遷移し、別窓で立ち上がるからフォームに戻らない
・フォーム入力中に、何らかの理由によってページ離脱してしまう
・フォーム入力完了し送信するも、エラーとなるや、入力エラーで戻ったら
最初からだった・・・等、面倒で離脱してしまう
上記が思い当たります。
これらを一つ一つ検証していきますと
「フォームにたどり着いても、元のページに戻ってしまう。」
これがアクセスログ解析を調べても一番多いはずです。
元に戻るという行動を考えてみた場合に、第一には、自分の欲しい情報が
このページにはないという事です。
という事は、問合せページに意図しなくて遷移してしまった場合が考えられます。
ですので、この改善としては、問合せボタンの文字をわかりやすくする必要があります。
次に入力項目が多い、ゴチャゴチャしてて入力がメ面倒な感じ。
こういったケースも考えれます。
この場合には、ファーストビューのページにはあっさりとした情報を掲載するですとか
余白をうまく使って、すっきり見せる設計が必要になります。
次に「個情報のページに遷移し、別窓で立ち上がるからフォームに戻らない」ですが
こちらは、別窓設定をしていて、元に戻る導線がわからない、複数窓が開いたので
閉じてしまった、などが考えれます。
また、同じ窓内での遷移の場合においても、もとに戻る導線がわかりにくい
文章が読みにくいなどの理由から離脱してしまいます。
改善策としては、フォームに戻る導線を確保。
テキストの文字間にも意識を持つ。
「フォーム入力中に、何らかの理由によってページ離脱してしまう」
こちらの何らかの理由を考えてみますと仮説は出てきますが
原因を特定することは難しいです。
仮説を検証して、トライ&エラーの連続になります。
これらの入力についての最適化ツールも実際にはありますが
今回は紹介は控えさせていただき、またの機会にご紹介いたします。
「フォーム入力完了し送信するも、エラーとなるや、入力エラーで戻ったら
最初からだった・・・等、面倒で離脱してしまう」
こちらですが、よく「メールアドレスの入力エラーです」となって元に戻ると
イチから入力し直しなどがあります。
これはユーザーの逃げる最大の理由になります。
プログラムの組み方次第なので、即改善しましょう。
また、左側に「クリア」右側に「確認」ボタンも
非常に間違いやすく、「クリア」を押してしまい、ユーザーの逃げに繋がってしまいます。
なぜ左に「クリア」を置くのか、その目的さえ間違っていなければ良いのですが
理由が明確ではない場合は、左側に「確認」や「送信」ボタンを設置しましょう。
フォームの離脱率を改善するがコンバージョンに繋がる大きな施策となりますので
これらの検証を行い、各施策を実施してみてはいかがでしょうか?
- by 佐藤司
- at 23:29