2007年9月18日
チームワークの重要性
Webを制作する現場は、会社によって様々です。
大体のくくりで言いますと
・営業マン
↓
・プロデューサー
↓
・ディレクター
↓
・デザイナー
↓
・プログラマー
営業とプロデューサーが一緒とか、ディレクターが営業するとか
コーダーは別であったり、フラッシャーがいたりと会社によって
様々ですが、基本ベースはこのような考え方だと思います。
営業が仕事を開拓し、取ってくる。
プロデューサーが、企画し、お客様と内容を詰める。
ディレクターが、設計し、スケジュール管理をする。
デザイナーはデザインをし、コーディングをする
プログラマは、プログラミングをする。
このような仕事範囲になると思います。
その上で、例えばディレクターが、デザイン部分もいじる、コーディングをするなど
一人でやってしまう!という事です。
これって頼むのより、自分でやった方がはやいから、やっちゃえ!って事よくありませんか??
それでも、結果的に自分の「限界」は必ずあります。
そこで、必要なのが「他人」です。
自分が、凄く時間をかけて捻り出した企画が、他人のなんとなしのアイディアに
粉砕されたことがある人も、少なからずいると思います。
戦国武将の毛利元就の言葉ですが
一本の矢なら簡単に折れますが、三本になれば折れない。
じゃあ、アイディアだけなのか?
いや、そうではない筈です。
誰しも、仕事のピークなどはあり、そういう時に限って新たな仕事が発生したりします。
その時余裕のある仲間社員が、気を利かせて対応したり、
相談にのり、調整したりする事で仕事を効率よく行う事が出来ます。
このチームワークが、気を使ってくれた社員が忙しい時には
今度はその前忙しかった社員が、手助けをしたりする事でよい仲間関係、
さらには、業務も好循環が生まれます。
ある本に書いてありましたがデキル社員とは
「期待している以上の成果・結果を出す社員」であり、
自然とこの社員に仕事は集中しますし、
デキル社員は自ら忙しい状況下でも、新しい仕事を開拓します。
それがより自分の首を絞めることになるとわかっていても
「気づき」から、100%以上の仕事をします。
このような社員がいたとしても、それでも「一人の限界」はあります。
その時に助け合う仲間、他人の仕事を共有し請負える気持ちのある
社員がいる事で、自然と1本の太い矢が、それだけでも折れにくく
矢から、ボウガン、銃と違う色への変換も自然と行えるようになります。
弊社ではディレクションを行う業務のメーリングリストを作成し
お客様にもお手数をおかけしますが、CC:にメーリングリストを入れていただき
主担当が、外出や休暇で不在の場合でも
他の社員がある程度は対応できるように情報共有を行っております。
たとえ、担当が急な長期離脱の場合でも、過去のメールのやり取りを見返す事で
大まかな流れをつかむことができます。
休暇中の社員の元に電話が鳴りまくる・・・そんな状況では休みになりませんし
なによりもお客様にとって不利益になってしまいます。
社内でのチームワークを重要視することで、社内のレベルアップ
お客様への提供するクオリティアップに繋がると思います。
それは馴れ合いではなく、あくまで「自分」を持って勇気ある行動が必要だろ思います。
- by 佐藤司
- at 16:44