2007年9月 7日
紙とWebの違い -写真-
Webサイトの制作でも専門のカメラマンを起用し
撮影を行う事も多いです。
ただ単に、カメラマンを使えば良いという訳ではありません。
まず大きな違いとして
・アマチュアとプロの違い
これはかなりの差があります。
スナップショットではなく、趣味でかなりカメラに没頭している方が撮影した場合も
それは良い撮影ができると思います。
が、プロのカメラマンについてはそれをも超えるクオリティを発揮します。
ですので、予算を組むときは、カメラは社内のあの人はカメラが得意だから・・・
といってしまわずに、プロの方に話を持ちかけてみてください。
・プロでの違い
第2段階として、プロでも違いがあります。
もちろん、料金もありますが、
専門としている撮影がなんなのか。
これが重要です。
モノを撮るのが得意な人、ヒトを撮るのが得意な人、景色を撮るのが得意な人と
いった様々な得意分野があります。
もちろん、カメラマンからしたらどれでも上手く撮影しますが本音ですが
実績を見せていただければ、わかると思います。
そのように、自社のWebサイトで撮影する場合の被写体と
カメラマンが得意とする撮影にマッチングするようにしましょう。
それだけでも、大きな差が出ます。
・Webと紙の違い
上記を達成したからといって、まだ満足をしてはいけません。
Webサイトの撮影の場合、あくまでWebディレクターが構成を考えると思いますが
撮影に関してはシロウトです。
なんとなくのイメージを具現化する必要があります。
そのイメージを共有して、撮影する場合でも
カメラマンの違いがでます。
サイトのどんな部分で使用するのかをイメージした場合に
カメラの枠のどこに被写体を写すのかを考えて撮影してくれるカメラマンと
そうでないカメラマンでも大きな違いがあります。
それは写真をその後、Webサイト用に加工して画像などでこぴーをいれたりした場合に
背景があまっていなくて、どうしよう・・・
フォトショップで空を書いてみた・・・
といった状況になりかねません。
このカットであれば、左寄せ、右寄せで撮った方が良い
これは人物の両脇に背景が写っていた方が良いなどを
計算して撮影をしてくださるカメラマンは貴重になります。
これらを満たしてこその撮影となります。
もしも、撮影を予定している場合は参考にしてください
- by 佐藤司
- at 12:27