2007年10月31日
LPOで満足しない
リスティング広告を行っています。
リンク先は、事例に設定しています。
専用のランディングページを用意しています。
といった、ラインディングページ最適化を行っているから、大丈夫。
満足だ。
ランディングページ最適化の目的はもちろん、結果を出す事ですが
内容として、
「キーワードにマッチしたページを用意すれば良い」
という解釈をもたれている、Web担当者様、なかには制作会社にもいます。
ランディングページ最適化を行う上で、ページのキーワードへのマッチングは当然です。
ユーザーの心理状態に合わせた結果ページを用意するのも
一つの目的となっております。
しかし、本来の目的 = 結果を出すためには、何らかの結果を出す必要があります。
そのゴールをもう一度検討してみてください。
キャンペーンを行ったのであればお申込をさせる事が目的ではないでしょうか?
ユーザーの心理状態に合わせ、ストレスを少なくしてゴールにたどり着いてもらう必要があります。
ランディングページを見せたあとに、もう一つ行動(申込・資料請求など)を
起こさせるためにランディングページ内にも、シナリオを考え、
ユーザーの心理状態に合わせたページ構成を行います。
そこで、まず取り入れたいのが、通称A/Bテストと言われる
複数ページを用意し、同比率で配信、効果を検証する方法です。
特定の広告をクリックした後にユーザーがアクセスするページのデザインを複数用意し、
ページごとのコンバージョン率を測定、最も効果が高いデザインが何であるかを導き出す手法です。
ユーザーの来訪先をスプリット(Split:分ける)してラン(run:走らせる)という意味。
2つのパターンから検証する事が多いことから「A/Bテスト」とも言われ、
ダイレクトメールなどで複数の広告効果をテストする際に使われてきました。
このようなテストを行うツールもございます。
しかし、ツールを闇雲に導入すると結果的に、コストばかりかかってしまいます。
実際にかけられるプロモーション費用から運用コストをを考え運用することが大切です。
LPOで最大の効果を得るために、ユーザーの行動を理解する必要があります
そして、以下の順番で検証を行ってください。
1:クリック効果を最適化をする為に、広告文のクリエイティブを考え、検証
2:マッチングを最大化する為に、A/Bテストなどの手法を用い、検証
3:ユーザーをゴールさせる為の、サイト内シナリオ・導線設計を検証
この検証はあくまで、一般的な順番なので、その時々の戦略上
順番を入れ替えて検証する事は可能です。
その際の検証方法や、結果から次の施策を決定するのに
迷う場合は、コンサルタントにご相談ください。
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- by 佐藤司
- at 11:09
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