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Profile

通称:株式会社ジェイコス
誕生日:2005年4月1日
出身地:三軒茶屋
現住所:麹町
職業:Webコンサルタント

2007年10月31日

LPOで満足しない

リスティング広告を行っています。
リンク先は、事例に設定しています。
専用のランディングページを用意しています。

といった、ラインディングページ最適化を行っているから、大丈夫。
満足だ。

ランディングページ最適化の目的はもちろん、結果を出す事ですが
内容として、


「キーワードにマッチしたページを用意すれば良い」


という解釈をもたれている、Web担当者様、なかには制作会社にもいます。
ランディングページ最適化を行う上で、ページのキーワードへのマッチングは当然です。

ユーザーの心理状態に合わせた結果ページを用意するのも
一つの目的となっております。

しかし、本来の目的 = 結果を出すためには、何らかの結果を出す必要があります。
そのゴールをもう一度検討してみてください。

キャンペーンを行ったのであればお申込をさせる事が目的ではないでしょうか?
ユーザーの心理状態に合わせ、ストレスを少なくしてゴールにたどり着いてもらう必要があります。


ランディングページを見せたあとに、もう一つ行動(申込・資料請求など)を
起こさせるためにランディングページ内にも、シナリオを考え、
ユーザーの心理状態に合わせたページ構成を行います。

そこで、まず取り入れたいのが、通称A/Bテストと言われる
複数ページを用意し、同比率で配信、効果を検証する方法です。

特定の広告をクリックした後にユーザーがアクセスするページのデザインを複数用意し、
ページごとのコンバージョン率を測定、最も効果が高いデザインが何であるかを導き出す手法です。
ユーザーの来訪先をスプリット(Split:分ける)してラン(run:走らせる)という意味。
2つのパターンから検証する事が多いことから「A/Bテスト」とも言われ、
ダイレクトメールなどで複数の広告効果をテストする際に使われてきました。

←クリックするとポップアップで大きくなります。


このようなテストを行うツールもございます。

しかし、ツールを闇雲に導入すると結果的に、コストばかりかかってしまいます。
実際にかけられるプロモーション費用から運用コストをを考え運用することが大切です。


LPOで最大の効果を得るために、ユーザーの行動を理解する必要があります

b.jpg

そして、以下の順番で検証を行ってください。

1:クリック効果を最適化をする為に、広告文のクリエイティブを考え、検証

2:マッチングを最大化する為に、A/Bテストなどの手法を用い、検証

3:ユーザーをゴールさせる為の、サイト内シナリオ・導線設計を検証

この検証はあくまで、一般的な順番なので、その時々の戦略上
順番を入れ替えて検証する事は可能です。

その際の検証方法や、結果から次の施策を決定するのに
迷う場合は、コンサルタントにご相談ください。





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2007年10月26日

コーディングについて

HPを制作する際に、現在使われているコーディング技術には大きく2種類存在します。

文章などの内容をHTMLで実現し、
デザインなどの見た目をCSS(スタイルシート)で実現するCSSコーディング。

もう一つは、今現在もっとも多い、見た目もHTMLで実現するHTMLコーディングです。

※HTMLコーディングからCSSコーディングに移行段階の状態や、
レイアウトのみテーブルを併用する場合をハイブリッドコーディングと呼ぶこともあります。

既存のHPの多くはテーブルによるレイアウトなどが主流で行われているため、
HTMLに内容とデザインの両方が含まれているHTMLコーディングで、
制作されたサイトが目立ちます。

HTMLコーディングの場合、文章などの伝えたい(検索サイトに登録させたい)内容が
デザインを実現するための記述に埋もれてしまい、
検索サイトから正しい評価を得られない問題が出てきます。

また、プリントアウトへの対応が難しく、印刷用に専用ページを設けているような
Webサイトもあります。

CSSコーディングを行っているHPの場合は印刷に不要なコンテンツを非表示にしたり、
印刷用にレイアウトを調整することができるので、別ページは不要となります。

上記内容を踏まえて、SEO対策やアクセシビリティ、ユーザビリティを考慮しますと
「HTMLをシンプルに、かつデザインを利用者が変更できる」など、
多くの利点がある、CSSコーディングを今後はしていく事を推奨します。

が、制作会社によっては費用が高騰したり、コーディングの時間が倍以上かかったりと、
まだまだ課題が多いですが、現状HTMLコーディングでサイト運用をしている会社は
将来を見据えて是非検討してみてください。

HTML、アクセシビリティ調査サービスはこちら





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2007年10月23日

Webサイトの画面サイズ

Webサイトの進化とともに
パソコンや、ディスプレイの技術についても進化し続けています。

Webサイトの設計をする際に、サイトの横幅をどのくらいの幅にするのかが
一つ重要になってきます。

このブログをご覧になられる方はWebに携わっている方が多いと思いますので
ご存知の方は多いと思いますが、先日mixiがデザインリニューアルをいたしました。

そのサイトの横幅は950pixです。


サイトのサイズのセオリーとして
800×600の画面サイズをターゲットにする為に720pixなどで
制作するケースが多かったと思います。

1024×768pixのサイズの画面が多くなってきて
760pixや最大で800pixのサイト制作が多くなりました。


そこで現在の巨大ポータルサイトの
『800超え』のサイトサイズですが、如何でしょうか?


実際に全世界で最大のPV数を誇るYahoo!JAPANも、リニューアルを予定して
ユーザーにテストで画面を利用させております。
こちらのサイズは950pixになっております。


ユーザーにとってのWebのスタンダードがYahoo!JAPANである今、サイトの横幅についても
変革期にあるのかもしれません。


こちらは弊社のサイトWebConsulting.jpのサイトの訪問ユーザーの画面解像度トップ10です。

弊社のターゲットユーザーであれば、最新のパソコンを導入されていたりしますので
このような結果が出ており、横幅を大きくしても良いかもしれません。

上記のようにサイトの横幅についても変革期にある時期ですが
Yahooがやっているから、mixiがやっているからという理由ではなく

あくまで、「ターゲット」とするユーザーがどのような画面を使っているのかを
データで取り、想定して制作する必要が大前提という事を忘れてはいけません。

ジェイコスではWebの潮流や、データに基づいたサイト設計をのコンサルティング
行っております。
課題解決の第一歩にまずはご相談ください。

Webサイトについてジェイコスへ相談する ←別ウインドウで開きます。





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2007年10月21日

世界のサイト数?

先日、amazonでルービック・キューブを買いました。
子供の頃、2面揃えるのがやっとでヒーヒー言っていたのに、
ちょっと慣れたら6面揃えられるようになりました。


懐かしいですよね。

ルービックキューブの攻略サイトみて、手順を覚えただけなんですが、
昔と違って、今はネットで何でも情報が手に入るようになり、
Googleでも「ルービック・キューブ 6面」で検索するだけで、69,600件の日本語ページが引っかかります。すごい時代になりましたね。

Netcraftの調査では、2007年9月の段階で、全世界のWebサイト数は約1億4千3百万のサイトがあるようです。去年の10月に1億サイトを超えてますから、約1年で150%近く伸びているんですね。

2002年には、前年よりサイト数が減っていますから、この後、ブログの登場により爆発的にサイト数が増えているのがわかります。当時のサイト数は、3500万ちょっと。全体のサイト数が増えても検索エンジンなどの検索結果を表示する情報量はかわりません。最近、かわった言葉を検索させるプロモーションが流行っているのもう頷けます。





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2007年10月15日

アクセスログの見方【応用編】

アクセルログの見方【入門編】を以前エントリーいたしましたが
今回は【応用編】を紹介いたします。

前回は、取得した項目からどのような視点で数値を見るのが良いのかを
ご紹介いたしましたが、今回は集計したデータをどう活用していくのかをご紹介します。


よくあるケースです。

・ここの離脱が高いから、このページ変えましょう。
・リンク追加しましょう。

といったケースです。

前を向いて、様々な施策を検討し、
実施する事は非常に重要な事であり、良い事だと思います。

しかし、やみくもに出てきたデータだけを見て結論を出すのではなく
そのデータが本当に存在する課題のある事なのかを検証します。

そこで、まず行っていただきたい事が、過去とのデータ比較です。

課題を発見した際に、過去と比べてみてください。

【当月だけ悪い結果が出た。】
この場合、その悪い結果になった課題ページにおいて、
本当に改善する必要があるかどうかを判断するには、早計といえます。

・実は、全体値が減っていた為だった。

・TOPページにキャンペーンを設置した為に、ユーザーの回遊はキャンペーンに
 集中したなど他の施策を行った為だった。

など、様々な他の要因が考えられます。
結果的には、良い結果であったのに変更を行い、
無駄に費用を使ってしまう可能性もあります。

自社で、制作しているケースでもデザイナーの時間を使っていますので
潜在的な費用は発生しています。

【過去と比べても、同じ傾向が続いている。】
この場合でも、即座に改善を行うのではなく
もう一度、サイトの目的の導線に立ち戻ってみてください。

・どのような経路を伝って、ユーザーにゴールにたどり着いて欲しかったのか

・いざ、オープン後のデータではどのような経路で、
 ゴールに辿り着いたユーザーが多かったのか。

課題ページでは本当に改善が必要なのでしょうか?
本来の導線を通っていなくても、実際にコンバージョンが取れているケースが
あるのであれば、それがどのような経路を辿っているのか分析してみてください。

以上だけではありませんが、ただ悪いだけで判断するのではなく
視点を変えてみるのが分析になります。

今後もアクセスログの見方【応用編】で、方法をご紹介していきたいと思います。

アクセスログ解析〔JCOSログ〕はこちらから





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