2007年10月12日
CD・DVDのネットレンタル
ネット上で借りたい作品を検索し注文すると、自宅に送られてきて、
返すのも郵便ポストに投函するだけという手軽さが売りのDVDネットレンタルサービス。
この10月より「楽天レンタル」というサービスも新しく始まったようで、
「TSUTAYA」や「Yahoo」「ぽすれん」などと共に、
もはや当たり前のサービスになりつつあります。
近くにレンタルビデオ屋の無いエリアとか、仕事の関係で、
お店の営業中になかなか借りにいけない人とかに、
便利なサービスとして受け入れられているのかなと思います。
ネットのサービスでは、自分の見たいものはもちろん、関連したジャンルの作品や、
この作品を借りた人はこれを借りてますとか、さらにメルマガでの情報提供、
他の人が見た感想などのレビューなど、情報が勝手に入ってきます。
(個人的には情報の量に押しつぶされそうになるので、ある意味迷惑ですが・・・)
実際に手に取って、パッケージイメージでとかで借りていた人間にとってみると、
ちょっと味気ないものでもあるんですが、利用する方としてはかなり便利ですよね。
ただ、料金体系は4本まで月額980円とか、月額固定制が主流の様で、
個人的にはあまり好きな料金形態ではありません。
携帯電話の有料サイトにはよくあるサービス形態ですが、
まるっきり使わないのにお金が掛かったり、
それじゃ勿体無いからと無理矢理作品を選ぶのが嫌だからです。
一昔前には、少し前の映画が見たいと思えば、レンタルビデオ屋に借りに行くのが当たり前でした。
借りに行って店頭で新作ビデオが紹介されていて、関係ないものを借りてしまったり、
本来借りたかった物が誰かに借りられていて無かったり、というもどかしさを味わったり、
借りたのはいいけど、返しに行くのが面倒(わがままですね)とか色々とありますが、
個人的にはお店に行って借りるのが好きだったりしました。
ネットでこういうサービスが始まると、やはりリアル店舗が打撃を受けるのか、
実家の近くのレンタル店は軒並み店仕舞いしています。
(「そもそもド田舎だから、少し早まっただけだ」と言う話もあるんですが・・・)
ネット人口が増大し、地方を含めブロードバンド化も進んできて、
ネット上のサービスもどんどんと便利になってくると、
自宅にいながら徐々に何でも出来る世の中になってきてます。
そうなると、特に小規模のリアル店舗に与える影響も大きくなっていますね。
どうしても品揃えなどで小規模店舗は負けてしまいますが、
リアルの店舗にはリアルならではのよさもあるんで、
ネット店舗はネット店舗、リアル店舗はリアル店舗、
それぞれの良さを伸ばして、上手く共存していってもらいたいと思います。
- by 苅部学
- at 13:06