2007年10月11日
ログ解析ツールの商品
アクセスログ解析ツールには様々な商品が存在します。
ログ解析の取得方法については以前掲載させていただいた通り
3種類の方法が存在します。
その方法を利用した商品があり、どのツールを導入したら良いの?
と思うケースがあると思います。
上記で掲載したように、無料ツールでは圧倒的にGoogleAnalyticsです。
では、有料のツールでは何が良いのか。
いくつか、ご紹介いたします。
・Visionalist(デジタルフォレスト社)
こちらのツールのメリットは日本の会社が開発したインタフェースです。
通常ログ解析ツールとは、外資系の会社のツールが殆どです。
実際に、ログインして触ってみると、やはり違和感を覚え、なれるのに
時間がかかります。
感覚的に、日本人と海外の人ではずれがあるのは確かです。
機能は豊富でも、使い勝手に難点を覚えてしまうと、そもそも使わなくなってしまったり
見るのが億劫になってしまう可能性があります。
また、このVisionalistの最大の特徴としては「絞込み」の充実です。
様々な条件で絞込みの検索ができ、かなりセグメントされたユーザーの
行動や、履歴を追う事が可能です。
・SiteCatalyst(オムニチュア)
最大の売りは、EC分析機能の充実です。
Webサイトと売上げが繋がって分析ができます。
「コンバージョンを1件得られた」だけではなく、それが「どのくらいの売上げ」だったのか
また、単価の高いユーザーはどのようなユーザーだったのか
など、ECの要素に直結したログの分析を行う事が可能です。
また、こちらはリアルタイムでの結果レポートが可能ですので
「今」何が起きているのかなど、状況を瞬時に確認する事が可能です。
・BizMark(日経BP社コンサルティング)
Flashでの、経路分析が可能なツールです。
いままで、Flashでの分析が難しく、フルFlashなどについては
効果を見ることが非常に難しいのが現状でした。
しかし、こちらのツールはFlashの経路分析も可能になっています。
・らくらくログ解析(サイバーエリアリサーチ)
最大の特徴はIPアドレスを利用した、都道府県判別・法人、個人判別です。
サイバーエリアリサーチ社が、様々な大企業へ提供しているIPアドレスの
サービスを活用した内容で
日本国内であれば、IPアドレスマッチングの一人者であり、トップです。
エリアターゲティングを行いたい場合は、非常に有効なツールといえるでしょう。
特徴のあるツールをご紹介いたしましたが
まずは「どんな情報を知りたいのか」を整理してから、ツール選びをしてください
- by 佐藤司
- at 10:14