2007年10月26日
コーディングについて
HPを制作する際に、現在使われているコーディング技術には大きく2種類存在します。
文章などの内容をHTMLで実現し、
デザインなどの見た目をCSS(スタイルシート)で実現するCSSコーディング。
もう一つは、今現在もっとも多い、見た目もHTMLで実現するHTMLコーディングです。
※HTMLコーディングからCSSコーディングに移行段階の状態や、
レイアウトのみテーブルを併用する場合をハイブリッドコーディングと呼ぶこともあります。
既存のHPの多くはテーブルによるレイアウトなどが主流で行われているため、
HTMLに内容とデザインの両方が含まれているHTMLコーディングで、
制作されたサイトが目立ちます。
HTMLコーディングの場合、文章などの伝えたい(検索サイトに登録させたい)内容が
デザインを実現するための記述に埋もれてしまい、
検索サイトから正しい評価を得られない問題が出てきます。
また、プリントアウトへの対応が難しく、印刷用に専用ページを設けているような
Webサイトもあります。
CSSコーディングを行っているHPの場合は印刷に不要なコンテンツを非表示にしたり、
印刷用にレイアウトを調整することができるので、別ページは不要となります。
上記内容を踏まえて、SEO対策やアクセシビリティ、ユーザビリティを考慮しますと
「HTMLをシンプルに、かつデザインを利用者が変更できる」など、
多くの利点がある、CSSコーディングを今後はしていく事を推奨します。
が、制作会社によっては費用が高騰したり、コーディングの時間が倍以上かかったりと、
まだまだ課題が多いですが、現状HTMLコーディングでサイト運用をしている会社は
将来を見据えて是非検討してみてください。
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- by スタッフ
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