2008年3月28日
大切なのは、ちょっとした改善(工夫)
先日、Webサイトの全面リニューアルのご依頼があったのですが、
そのクライアント様の話を聞いてびっくりしました。
「約1年に1回のペースで全面リニューアルをしています。」とのこと。
なぜに?と思い、ご質問を繰り返すと、
「成果が出なかったりで、その都度制作会社を変えている」
「その際にいつも、”まずは全面リニューアルが必要”と言われるので・・・」
とのことでした。
現在のWebサイトや、その前のWebサイト、更にその前のWebサイトも、
閲覧させていただきましたが、画期的変化もなく、
ある意味でWeb制作会社にカモにされているように思えました。
確かに、成果が出ないWebサイトであれば、成果が出るように
リニューアルをすることは最適な手段だと思います。
しかし、リニューアルした後に成果がでなければ、
コスト(リニューアル費用)、時間(ディレクションにかかるものも)のロスだけでなく、
そのWebサイトに訪れるユーザー(リピーター)を逃すことにも繋がってしまいます。
リピーターにとって、訪れたことのあるサイトの、その時の”使った記憶”が
利用できないのは、逆に使い勝手を悪く感じてしまうリスクがあります。
リニューアルするから、成果があがるのではなく、
成果をあげるために改善をすることが目的です。
その改善のために、全面リニューアルが最も適切な手段だということであれば、
それで良いと思いますが、それ以外にも方法はあるのです。
改善をするためには、まず現状調査・分析が必要となり、
その結果から、課題や施策が生まれていきます。
そんな中、あるクチコミグルメサイトのクイック検索が改善されていました。
↓
2007年3月

2008年3月

きっと、ログ分析を繰り返していくうちに、ユーザーのニーズに気づきが生まれ、導線を考えた結果だと思われますが、この改善で使いやすさが増していますね。
Webサイトの成果をあげるために必要なのは、
改善のためのPDCAであり、そのための調査・分析というプロセスです。
そのクライアント様の話を聞いてびっくりしました。
「約1年に1回のペースで全面リニューアルをしています。」とのこと。
なぜに?と思い、ご質問を繰り返すと、
「成果が出なかったりで、その都度制作会社を変えている」
「その際にいつも、”まずは全面リニューアルが必要”と言われるので・・・」
とのことでした。
現在のWebサイトや、その前のWebサイト、更にその前のWebサイトも、
閲覧させていただきましたが、画期的変化もなく、
ある意味でWeb制作会社にカモにされているように思えました。
確かに、成果が出ないWebサイトであれば、成果が出るように
リニューアルをすることは最適な手段だと思います。
しかし、リニューアルした後に成果がでなければ、
コスト(リニューアル費用)、時間(ディレクションにかかるものも)のロスだけでなく、
そのWebサイトに訪れるユーザー(リピーター)を逃すことにも繋がってしまいます。
リピーターにとって、訪れたことのあるサイトの、その時の”使った記憶”が
利用できないのは、逆に使い勝手を悪く感じてしまうリスクがあります。
リニューアルするから、成果があがるのではなく、
成果をあげるために改善をすることが目的です。
その改善のために、全面リニューアルが最も適切な手段だということであれば、
それで良いと思いますが、それ以外にも方法はあるのです。
改善をするためには、まず現状調査・分析が必要となり、
その結果から、課題や施策が生まれていきます。
そんな中、あるクチコミグルメサイトのクイック検索が改善されていました。
↓
2007年3月

2008年3月

きっと、ログ分析を繰り返していくうちに、ユーザーのニーズに気づきが生まれ、導線を考えた結果だと思われますが、この改善で使いやすさが増していますね。
Webサイトの成果をあげるために必要なのは、
改善のためのPDCAであり、そのための調査・分析というプロセスです。
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- by 高畑卓
- at 14:11
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