2008年3月 7日
ユーザー(消費者)と、競合企業と
少し前のニュースで、東芝がHD DVD撤退を正式発表するというのがありました。
これはSONYのBlu-rayDiscとのDVDの規格争いでの結末で、
昔にもあったビデオの(VHSとベータ)規格争いを思い起こさせる出来事でした。
規模は違いますが、ネットの世界でもGoogleとYahooの争いや、
IEとFirefox(Netscape)のブラウザ争いなども有名かと思います。
いぜれにせよ、企業同士の争いに消費者(ユーザー)は巻き込まれます。
消費者(ユーザー)から見れば、より良いサービスを提供してくれるなら
どちらでも構わないというのが本音ではないでしょうか?
せっかく新しい物が出来てもつまらない企業間の争いで進歩を遅らせたり、
サービスや商品の流通が分かれたりしてしまったら、
消費者は購入を遅らせてしまい、結果市場の成長が減速してしまったり。
理想論になってしまいますが、同じような仕組みを世の中に普及する場合は、
消費者(ユーザー)にとって一番良い方向にて企業間で充分話し合い、
我々にサービスや商品を提供していって欲しいものです。
もちろん競争社会ゆえに、足並みをそろえるのは難しい面もあるとは思いますが。
ハードにおいては、できればそうあって欲しいですね。
こういった消費者心理があるなか、資本主義=競争社会においては、
競合他社との差別化をはかり、消費者にとっても企業にとっても、
優れた仕組みや商品を生み出すことが企業にとって生命線でもあるわけです。
消費者(ユーザー)心理を理解したつくりになってないWebサイトは
まだたくさん存在しますね。
・競合のWebサイトはどんな戦略なんだろう?
・ユーザー(消費者)の目線で見た場合は、違いがわかるだろうか?
・・・あなたの会社のWEBサイトは大丈夫ですか?
弊社では企業が提供しているサービスや商品が消費者(ユーザー)に
解り易く訴求出来ているかなど、競合調査やWeb診断を提供しています。
自分では出来ていると思っていても客観的な視点でみると
いままで気づかなかった事が気づけるかもしれません。
- by スタッフ
- at 15:54