2008年4月 1日
リスティング広告の効果的な運用方法 -入門編②-
オーバーチュアのオンライン代理店制度が出来てはや半年がたとうとしております。
Web制作会社でオンライン代理店になった会社は多いのではないでしょうか?
オンライン代理店制度が無い時でも、普通にアカウントを運用代行している
制作会社はいました。
リスティング広告とは、収益性の低いビジネスモデルです。
Web専業の広告代理店の決算報告書などを参考までに見てみるとわかります。
しかし、今は確実に売上をあげられるビジネスでもあります。
なので、悪いわけではありません。
どのような運用体制をもち、それをどのように顧客に提供しているかです。
さて、今回はリスティング広告の効果的な運用方法入門編②です。
前回はキーワードの決め方を記事にしましたが
今回は、キーワードの次、「広告文」についてです。
この広告文オーバーチュアであれば、見出し全角15文字の、全部で33文字
アドワーズであれば見出し全角12文字の、全部で34文字です。
この制限の中で、どれだけの文章を掲載できるかで効果がかわってきます。
そこで広告文を作成する際に気をつけるポイントはこちら
・キーワードと、サイトとのマッチング
・他原稿との差別化
・ユーザーセグメント
・キーワードを含むか
こちらの4つのポイントで考えて見ます。
まず、キーワードと、サイトとのマッチング。
キーワードとのマッチングとは、ユーザーが検索をしたキーワードに対して
違和感のない言葉が並んでいるか。
たとえば「激安 パソコン」と検索した際に出てくる広告文は
激安に関連した文章が良いです。例えば、値段や割引など。
サイトとのマッチングとは、その広告文の言葉がサイトに遷移した際に
なくならないかどうかです。
「激安 パソコン」 → 19800円の超激安パソコン!渋谷にて本日限りで販売中
と、ユーザーがきたのにサイトに遷移したら「高級パソコン!」や「プラズマテレビ!」などの
言葉が並んでいたら、ユーザーは違和感を感じ、離脱してしまいます。
このように、キーワード ⇒ 広告文 ⇒ サイト として親和性を考えながら
広告文を作成する必要があります。
次は、「他原稿との差別化」です。
こちらは出稿予定のキーワードで検索して出てきた原稿を調べます。
その上で、数字(費用や割引)で勝負ができるのか、もしくは場所で差別化ができるか。
他社とは違う部分をこの他社の原稿から考える必要があります。
その上で自社の強みを表現する事が重要です。
そしてユーザーセグメントですが
自社にとって、来て欲しくないユーザーをここでカットする必要があります。
例えば、年齢を20代に来て欲しい!時には
広告文に「20代必見!」や「20~29歳向け」などの言葉を入れると
当てはまらないユーザーはクリックを控える傾向にあります。
そして、最後にキーワードを含むかですが
オーバーチュア、アドワーズ共に、検索キーワードが含まれていると
太字となって掲載されます。
例えば「Webコンサルティング」で検索して
広告文にWebコンサルティングなら~・・・とあった場合
Webコンサルティングなら~・・・
と太字で表示され、ユーザーの目につきやすくなります。
なので、どこの位置にこの太字を表示させるのかを検討します。
競合が全て太字を出していたら、逆に太字を出さない原稿にするというのも
一つ目立つ方法かもしれません。
と、最初の広告設定ではこの広告文も非常に重要になります。
これはスタート時のポイントです。
しかしすでに運用しているよ、このポイントは押さえているよう
広告文を何度も変更したよ、でも効果はあまり出ていない。
そんな企業のご担当者はご相談ください


- by 佐藤司
- at 19:52