2009年1月19日
名ばかりのWebコンサルタントに要注意を
“Webコンサルティング”という言葉は造語です。しかし聞き慣れないその言葉には、受け取る側にとっては大きな期待を含んでいます。
先日ご訪問させていただいたお客様は、「Webコンサルタントに依頼して作ったWebサイトだけど、成果が全く無くて失敗した。」とおっしゃっていました。
何をもって失敗なのか?という点もありますが、失敗として結果が完結されていることに驚きました。
私が、『その後はどのようなアクションがあったのですか?』と質問しましたら、「こちらから依頼しない限り何もない」とのこと。
同業者さんに、意見を言うつもりはありませんが、Webコンサルティング企業として、残念に思います。
コンサルティングとは?(wikipedeiaより引用)
業務または業種に関する専門知識を持って、主に企業(まれに行政など公共機関)に対して外部から客観的に現状業務を観察して現象を認識、問題点を指摘し、原因を分析し、対策案を示して企業の発展を助ける業務を行うことである。
弊社で使用している、コンサルタントを定義する社内資料。資料ご請求はこちら
コンサルティングをおこなう人=コンサルタントには、必要な資格はありません。誰もがコンサルタントになれ(名乗れ)ますし、世の中にはごまんと存在します。
上記で紹介したお客様のケースでは、【問題点を指摘し、原因を分析し、対策案を示して企業の発展を助ける】という行為をしておらず、コンサルタント=営業マンであったのではないでしょうか。
Web業界自体がベンチャー気質(良い部分もたくさんありますが)のため、営業目的のために、コンサルティングという言葉を利用しているケースが多々見られます。
誤解を招いたり、同じように見られたりすることは非常に腹立たしいので、次回はJCOSが描くWebコンサルタント像をご紹介したいと思います。
- by 高畑卓
- at 20:34