2009年2月 3日
アクセスログ解析サービスの選び方
アクセスログ解析ツールといえば、何が思い浮かびますでしょうか?
あれもこれもあってどれを選べばいいんだろう?
取り合えずGoogleAnalyticsでイイや無料だし。
あながち間違ってはいません。
GoogleAnalyticsは非常に優れたツールであります。
デメリットも結構ありますが、それを補って余るくらいの機能です。
しかし、ツールを選んで満足していませんか?
ツールはあくまでツールです。活用できなければお金も無駄になります。
ツールから出るデータを分析するにはそれなりの知識と経験が必要になります。
そのために、現在Webコンサルタントという職種が求人募集が多くなっています。
"営業"ではない仮説、検証のできる"webコンサルタント"に依頼する必要があります。
様々なWeb制作会社がアクセスログ解析についてレポートします、
診断しますというサービスを次々と始めています。
そこで、ツールの進化に伴う、アクセスログ解析サービス(いわゆるレポートです)の
選び方をいくつかご紹介します。
まず、最初に必要な事はその会社の実績を確認します
①実績の確認
これはそのレポートの実績でなくて構いません、あくまで制作実績でOKです。
レポートというのは企業の情報が詰っているものですので守秘義務が
多く企業名を出す事は殆ど出来ません。
弊社でも多くの企業のWebサイトのログ解析を担当しておりますが、
基本的にその企業名を始め、どれだけ結果が出たなど、
内容は一切口外しておりません。
ですので、制作実績で構いませんので、どれだけのサイトを作ったのか、
そしてその取引が直接の取引だったのか、代理店を経由したのかを確認してください。
代理店経由の制作というのはデザイン制作の色合いが強いです。
その企画工程や戦略工程においては代理店が決めておりませんので
戦略や改善を「考える」力が直取引に比べて劣る傾向にあります。
(一概には言えませんので、しっかりと相手と話をしてみてください)
②担当者の説明
次に重要なのは担当者の説明力です。
アクセスログ解析のレポートを作成するのは
極端に言ってしまえば誰でもできます。
今はツールが大半の数字は集計してくれますし
(一部にはこの集計を並べただけのサービスの会社もありますのでよく調べてください)
その数字から”何を”読み取り”どのように”改善をするのかを
仮説を立てられる担当者、そしてそれを説明できる担当者に
レポートしてもらう必要があります。聞く側も理解して納得できないと、
その改善は実行されないので、結果としてアクセスログ解析を
やった事自体が無駄になります。
企業側の社員のWebリテラシーに合わせて
説明をできる担当者を見つけてください。
③サンプルの提供が出来る。
Web上に公開してある必要はありません。発注をする前に1度でも
サンプルを見せてもらえる会社です。恐らく大半の会社がサンプルは持っているでしょう。
そこでそのサンプルの内容がどのような内容かも重要です。
アクセスログ解析は一辺倒な分析や仮説ができるものではありません、
Webサイトの性質、ターゲット、状態、目的などで着手する順番も変わってきます。
サンプルを見たときにガッシリと出来上がっているようなサンプルを
見せてくるサービスではなく、サンプルとしての魅力は少ないかもしれませんが、
その裏に魅力があるはずです。
④価格
アクセスログ解析の作業とはその担当の頭脳になりますので、
自動で行えるものではありません。
その人間が動いた時間に対して費用がかかります。
ですので、見積を見た際に「高い」という印象を得るかもしれません。
しかしWebサイトを制作する際には数百万といった金額を投資するはずです。
確実にこうだ!という事ではありませんが、価格が驚くほど低いサービスは
数字を集計しただけのレポートであったり、その後のリニューアル制作を
請負う為だけの営業的なものになっている可能性があります。
あくまでアクセスログ解析とは第3者の視点から分析されないといけないません。
安かろう悪かろうでもなく、高い程良いという訳でもありませんが、
一つの指標として見てもらうと良いかもしれません。
⑤継続性
継続性を説明しないサービスも如何なものかと思います。
アクセスログ解析は仮説・実行・検証の繰り返しです。
1回レポートしたら、必ず新たな改善点や仮説がうまれます。
改善を行っても、その改善がどのくらい効果があったのか、
その改善を行った事で、違う部分に綻びが出ていないかなど
検証する必要があります。
企業として実施する、しないは別ですがサービスの説明として
継続を説明、アピールは必要です。
上記は代表的なポイントを説明していますので、企業によっては
独自の視点があると思います。
あくまでこのポイントは”参考”として考えていただき
最適にアクセスログ解析を行い、より良いWebサイト運営を行ってください。
Webコンサルタント 佐藤司

あれもこれもあってどれを選べばいいんだろう?
取り合えずGoogleAnalyticsでイイや無料だし。
あながち間違ってはいません。
GoogleAnalyticsは非常に優れたツールであります。
デメリットも結構ありますが、それを補って余るくらいの機能です。
しかし、ツールを選んで満足していませんか?
ツールはあくまでツールです。活用できなければお金も無駄になります。
ツールから出るデータを分析するにはそれなりの知識と経験が必要になります。
そのために、現在Webコンサルタントという職種が求人募集が多くなっています。
"営業"ではない仮説、検証のできる"webコンサルタント"に依頼する必要があります。
様々なWeb制作会社がアクセスログ解析についてレポートします、
診断しますというサービスを次々と始めています。
そこで、ツールの進化に伴う、アクセスログ解析サービス(いわゆるレポートです)の
選び方をいくつかご紹介します。
まず、最初に必要な事はその会社の実績を確認します
①実績の確認
これはそのレポートの実績でなくて構いません、あくまで制作実績でOKです。
レポートというのは企業の情報が詰っているものですので守秘義務が
多く企業名を出す事は殆ど出来ません。
弊社でも多くの企業のWebサイトのログ解析を担当しておりますが、
基本的にその企業名を始め、どれだけ結果が出たなど、
内容は一切口外しておりません。
ですので、制作実績で構いませんので、どれだけのサイトを作ったのか、
そしてその取引が直接の取引だったのか、代理店を経由したのかを確認してください。
代理店経由の制作というのはデザイン制作の色合いが強いです。
その企画工程や戦略工程においては代理店が決めておりませんので
戦略や改善を「考える」力が直取引に比べて劣る傾向にあります。
(一概には言えませんので、しっかりと相手と話をしてみてください)
②担当者の説明
次に重要なのは担当者の説明力です。
アクセスログ解析のレポートを作成するのは
極端に言ってしまえば誰でもできます。
今はツールが大半の数字は集計してくれますし
(一部にはこの集計を並べただけのサービスの会社もありますのでよく調べてください)
その数字から”何を”読み取り”どのように”改善をするのかを
仮説を立てられる担当者、そしてそれを説明できる担当者に
レポートしてもらう必要があります。聞く側も理解して納得できないと、
その改善は実行されないので、結果としてアクセスログ解析を
やった事自体が無駄になります。
企業側の社員のWebリテラシーに合わせて
説明をできる担当者を見つけてください。
③サンプルの提供が出来る。
Web上に公開してある必要はありません。発注をする前に1度でも
サンプルを見せてもらえる会社です。恐らく大半の会社がサンプルは持っているでしょう。
そこでそのサンプルの内容がどのような内容かも重要です。
アクセスログ解析は一辺倒な分析や仮説ができるものではありません、
Webサイトの性質、ターゲット、状態、目的などで着手する順番も変わってきます。
サンプルを見たときにガッシリと出来上がっているようなサンプルを
見せてくるサービスではなく、サンプルとしての魅力は少ないかもしれませんが、
その裏に魅力があるはずです。
④価格
アクセスログ解析の作業とはその担当の頭脳になりますので、
自動で行えるものではありません。
その人間が動いた時間に対して費用がかかります。
ですので、見積を見た際に「高い」という印象を得るかもしれません。
しかしWebサイトを制作する際には数百万といった金額を投資するはずです。
確実にこうだ!という事ではありませんが、価格が驚くほど低いサービスは
数字を集計しただけのレポートであったり、その後のリニューアル制作を
請負う為だけの営業的なものになっている可能性があります。
あくまでアクセスログ解析とは第3者の視点から分析されないといけないません。
安かろう悪かろうでもなく、高い程良いという訳でもありませんが、
一つの指標として見てもらうと良いかもしれません。
⑤継続性
継続性を説明しないサービスも如何なものかと思います。
アクセスログ解析は仮説・実行・検証の繰り返しです。
1回レポートしたら、必ず新たな改善点や仮説がうまれます。
改善を行っても、その改善がどのくらい効果があったのか、
その改善を行った事で、違う部分に綻びが出ていないかなど
検証する必要があります。
企業として実施する、しないは別ですがサービスの説明として
継続を説明、アピールは必要です。
上記は代表的なポイントを説明していますので、企業によっては
独自の視点があると思います。
あくまでこのポイントは”参考”として考えていただき
最適にアクセスログ解析を行い、より良いWebサイト運営を行ってください。
Webコンサルタント 佐藤司


- by 佐藤司
- at 10:14