2009年7月29日
Webコンサルタントの流儀(2)
前回のエントリーには、たくさんの方から反響をいただきました。
その中では、Webコンサルタントを目指しているという方から
以下の質問が寄せられましたので、回答と共に我々の考えをご紹介したいと思います。
ご質問「Webコンサルタントになりたいのですが、どのような資質が必要ですか?」
我々の定義するWebコンサルタントの仕事(ミッション)というのは、
「最適なWebマーケティングによって、クライアントの企業利益を最大化すること」です。
そのためには、Webマーケティングを熟知していることはもちろん、
相手(クライアント)があることから、そのクライアントに対する能力も必要になります。
コンサルタントとして、よく勘違いされるのですが、Webマーケティングという特性を考えた場合、知識やマーケティングスキルも大事ですが、“Web”ならではの、クリエイティブ性も重要になってきます。
他のコンサルタントと呼ばれる職種との大きな違いは
“Web”というクリエイティブ性が求められるので、
創造性やひらめきといった企画(アイディア)に通ずる能力が求められることでしょうか。
また、相手(クライアント)があって存在する我々は、その相手(クライアント)への能力が非常に重要です。
概要を紹介しますが、以下の能力が必要と考えております。
* 事実認識:ヒアリング能力/仮説立案力
* 事実共有:構造化/階層化
* スコ―ピング:焦点の設定/論理性
* 問題解決提案:専門性/経験/カスタマイズ/展開力/代替案
* 再共有・動機付け:リーダーシップ/実現性
重要なこととしては、知識やスキルではなく、
考える能力であったり、個人の性格や人間性にあったりします。
考える力を持つこと、人間力を磨くこと、
これらが遠回りなようですが、最も必要なことと定めています。
- by 高畑卓
- at 15:14