2010年9月14日
担当が変わってやりずらい ~失敗例から学ぶWebマーケティング
【投稿いただいた失敗談】
制作をアウトソースしているのですが、担当者が代わり、話しが通じにくくなり、非常にストレスを感じています。デザインなどの技術力には満足しているので会社は変えたくないのです。
一度担当の方にはその旨を相談させてもらったのですが「努力します」だけで特になにもかわっていません。どのような対応をしたらよいのでしょうか。
【Webコンサルタント コメント】
よくあるケースだと思います。
制作会社だと、大きく役割が二つあります。
・クライアントとの窓口になる担当者(営業、ディレクターなど)
・実作業を行う担当者(デザイナ、プログラマなど)
最初はAさんが担当をしてもらって非常によいコミュニケーションをとれ、満足していたが異動や昇格、または退職にともない担当者が変わると言う事はよくある話しです。
その後の担当者とトラブルがあり、結局業者を変える必要になるケースは多いです。
では、どのように対応していくのが良いか・・・となりますと実は担当者が変わる前から対応していくのが重要です。
と、いうのはコミュニケーションが取れている担当者ほど、電話や打合せで話をして内容の理解が出来てしまい、「記録」に残らず仕事を進めてしまうことが多いのです。
その時は問題なくても、後々の為にも必ず「記録」は残すべきです。
それを先方にお願いするのです。
「打合せの内容をメールで構わないのでまとめて送っておいてください」
これを積み重ねていくだけで、「前の人はやってくれた」「こういう経緯があった」という事を記憶だけで話すのではなく記録として後任者へ伝える事ができます。
しかし、これでは現在進行形でやりずらい、と思っている方の解決にはならないですね。
現在進行形の方はどうするべきでしょうか。
正直画期的な方法はありません。相手の性格や仕事の進め方によって方法は異なってくると思います。
多少時間は必要ではありますが、担当者を呼び出し、しっかりと想いをぶつける事が大事です。「違うんだよな」「なんでわかんないの」などと思っていても実は業者側ではそんな不満に気づいていないかもしれません。
但しその場合は担当者だけではなく、業者側で誰かもう一人必ず連れてくるようにしてください。上司でも、前任者でも。
1対1だと、こじれる場合も、第3者がいると話し合いは落ち着いてまとまりやすくなります。
また、あまりに修復が難しかったり、プロジェクトの時間が残されていない場合は弊社のようなコンサルティング機関が仲介をして、まとめていくケースもありますが、まずは素直に不満状況をぶつけてみると良いと思います。
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弊社ではWebマーケティングの失敗談を募集しています。
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- by 佐藤司
- at 10:03