2011年4月13日
Webサイトのコンセプトを決めるための8つのポイント
暫くブログを更新していない状態でした。
そうすると、クライアント様から「最近更新されてないですね」「応用編の続きはないのですか?」「ブログのネタはどのように考えていたのですか?」などとお打合せの際につつかれることが多くありました。
思った以上に期待されている!と勝手に思い込み、モチベーションとし、更新いたします。
これはまさにモチベーションマネジメントをクライアント様にしていただいた形になります。ありがとうございます!
では、本題ですがWebサイトを立ち上げる際に決めなくてはいけないことが沢山あります。
その中で、制作会社と意識を共通化するのに重要は事があります。
それが「コンセプト」です。
コンセプトといってしまうと広義な意味にとらえられがちですが
しっかりと内容を決めることで、クライアント、制作会社の担当者で想いを共有しやすくなります。
そんなコンセプトメイキングのポイントをご紹介いたします。
1.Webサイトの目的を決める
まず、なんのためにWebサイトを立ち上げるのか、これを整理し言語化します。
企業の何の「利益」につながるのか、この部分を重点的に考えます。
2.Webサイトのゴールを決める
ゴールをどこに設定するのか、こちらも重要です。
1)の目的を達成するためには、営業マンの力が必要だった場合に、どのような状態で営業マンに引き継ぐのか、ゴールを明確にそして、必ず利益から逆算したゴールを設定します。
3.どんなサイトにしたいのか
文章にするのが難しい場合はキーワードなどから掘り下げていっても良いです
4.ターゲットユーザー
なるべく詳細に決めるべきです。ユーザーペルソナを作成しても良いですね。
「女性全般」とか「法人」とか広義なターゲティングは絶対にNGですよ。
5.ユーザーニーズとベネフィット
ターゲットを決める延長線上ですがユーザーがなにを求めていて、立ち上げたWebサイトでそのユーザーはどんな事を解決、解消できるのか、明確にします。
6.エリア
対象とするエリアを決めます。
インターネットに国境はありませんが、とはいえ販売できる範囲や、往訪できる場所など制約がある事も多いと思います。
7.メインのコンテンツ
いわゆるキラーコンテンツを何にするのか。
競合サイトと比べて、差別化、強みを持たせる為のコンテンツは何なのか、そしてゴールを達成させるために必要なコンテンツはなんなのか、アイディア出しから議論がとても重要です
8.ユーザーの獲得方法
Webサイトを立ち上げてもお客さんが来なければ意味がありません。
どのように集客をするのか、またその予算は適切かどうか、ROI、KPIなど評価する指標は作られているかなど、Webサイトの立ち上げでも「キモ」の部分になります。
サイトによっては、新規の獲得方法とリピータの獲得方法を別立てで作成するケースも出てくると思います。
以上をまとめた上で、Webサイトのコンセプトをつくりあげます。
そのコンセプトが軸となり、Webサイトの構築や、Webマーケティングの展開がスタートします。
- by 佐藤司
- at 17:10