2011年6月24日
ソーシャルバナー広告
こんにちは!新人の武井です。

23日、mixiによる、5月末に本格導入した「ソーシャルバナー広告」について、その第1弾事例である「NIKEiD. FRIEND STUDIO」キャンペーンの効果が発表されました。
ソーシャルバナー広告とは、既存のバナー広告にSNS上の友人(マイミク)に紐づいた情報が表示されるようカスタマイズされたものをいうみたいです。
mixiの場合、SNS「mixi」上の友人・知人のつながり(ソーシャルグラフ)を活用してバナーを配信する仕組み。通常のバナーよりも訴求力を高めることが可能という。
その第1弾である、NIKEiD. FRIEND STUDIOのキャンペーンは、5月31日から6月20日まで実施された。mixi会員がデザインしたシューズの画像やその会員のプロフィール画像をあしらったバナー広告が生成され、それが会員のマイミクのホームページ上に配信される仕組み。
キャンペーン期間の21日間で、同キャンペーンサイトへの来訪者は213万人に上った。PC版およびモバイル版で展開したが、この数は重複を含まないユニークユーザー数だという。このうち、友人が制作したソーシャルバナー広告または友人からのフィードによりキャンペーンサイトを訪問した割合(ソーシャルリーチ率)は80%との事。
友人・知人経由で情報が伝播しやすい環境が整えられ、その先のランディングページを通じ、よりブランド情報やキャンペーン情報を効果的に伝えていくことが可能なっているみたいです。
今回のナイキの取り組みでは、シューズの色などを自由に選べるサービス「NIKEiD」の仕組みを活かし、自分が作成したオリジナルのシューズのデザインを表示させたバナー広告などを作成できる。同時に友人らとそのデザインを互いに評価できるほか、ニックネームやプロフィール画像も表示される。
ソーシャルバナー広告のクリックスルーレート(CTR)は、通常のバナー広告の平均値と比較して、PC版で約11倍、モバイル版で約16倍に達したことも報告されており、ユーザー参加型のゲーム性とSNSでの信用性により、従来のバナー広告よりも一歩進んだ形となり得ますね。
さて、mixiしかりfacebookしかり、今後もSNSから目が離せませんね。
- by 武井洋
- at 17:48