2011年6月30日
ユーザー目線のサイトとは①
こんにちは。新人の武井です。
本日は、ユーザー目線のサイトとはどんなものか考えてみたいと思います。
ユーザー目線で作られたサイトのことを、
「ユーザビリティ」の優れたサイトと言ったりしますが、
そもそもユーザビリティって何のことでしょうか。
一般的なユーザビリティ[usability]の定義
「ある製品が、指定されたユーザー、指定された利用状況において、指定された目標を達成するために用いられる際の、有効の度合い、効率、およびユーザーの満足度の度合い。」
このままだと難しいので、
直訳すると、
「有用性、便利、使い勝手」
私なりに訳すと、
「ユーザが目的をストレスなく達成できるか。」
だいぶイメージしやすくなりました。
ポイントは3つ
①ユーザーは、独力でタスク(目的)を完了できたか。 →有効の度合い
②ユーザーは、無駄な操作を行ったり、迷ったりしていないか。 →効率の度合い
③ユーザーは、不安や不満を感じていないか。 →満足度の度合い
また、
自社サイトに慣れてしまっている製作者や担当者では想定できない課題をみつけるため、
制作に入る前の段階で、ユーザーテストを実施すると効果的だそうです。
ユーザビリティ工学の開拓者ヤコブ・ニールセンが提唱した
「5人のユーザーでテストすれば約85%の問題点が見つかる」
という法則もあります。
これらを考慮に入れながら、
実際にユーザーに使ってもらい検証する必要がありそうですね。
ユーザーテストには様々なものがありますので、
サイト制作やリニューアルの際は試してみては如何でしょうか。
次回はもう少し、具体的に掘り下げて考えてみたいと思います。
- by 武井洋
- at 17:33