2011年9月 6日
Facebook、月間訪問者数8億7,000万人
こんにちは。新人の武井です。
Google が同社の提供するメディアプランニングツールサイト「DoubleClick Ad Planner」で公表したところによると、Facebook は6月の訪問者数(ユニークユーザー数)は8億7,000万人で、インターネットユーザー全体の46.9%を占めるそうです。
なんと月間1兆ページビューを記録している。
Facebook に次いでサイトへの訪問者数が多かったのは、YouTube。
ページビューでは1000億と Facebook の10分の1に留まるが、訪問者数では7億9,000万人と Facebook の90%近い人数であり、インターネットユーザー全体の42.6%が YouTube を利用しているようだ。
世界的に見ると、Facebookの勢いや影響力の凄さがわかりますね。
同調査によれば、訪問者の多い主なサイトは次の通り。
1位 facebook.com
2位 YouTube.com
3位 Yahoo.com
4位 live.com
5位 wikipedia.org
14位 twitter.com
23位 Amazon.com
なお、訪問者の多い主な日本のサイトは次の通り。
28位 Yahoo.co.jp
76位 rakuten.co.jp
80位 goo.ne.jp
85位 ameblo.jp
97位 Amazon.co.jp
114位 livedoor.jp
235位 hatena.ne.jp
436位 mixi.jp
また、ソフトウェアセキュリティの英国 clearswift の職場におけるソーシャルメディアおよび個人ユーザー向けテクノロジーの使用に対する世界の動向を概説した調査レポートによると、企業はソーシャルメディアに関して強い警戒感を示している、と同社は推察。
2010年の同社調査では、社員のソーシャルメディアへのアクセスをブロックしていた企業は世界で9%だったのに対し、最新の調査ではこの値は19%に上昇。ブロックが最も顕著なのは、ドイツ (23%) とオーストラリア (21%) 。アメリカは例外で、企業の30%が社員にソーシャルメディアの使用を奨励しているという結果が出ている。
さらに、調査に参加した企業の87%がセキュリティとデータ紛失を懸念しており、そのことがテクノロジー採用を妨げていると回答している。この懸念が特に強く見られるのは日本 (92%) であった。
しかし、54%が Web コラボレーションを極めて重要なツールであると回答し、ソーシャルメディアへの投資の動きが最も強いのは、44%が投資を予定しているアメリカ、次いで 31%のイギリスとなった。この動きが小さかったのはドイツ (18%) と日本 (13%) との事。
日本は、やや積極性に欠ける結果となっている。
日本におけるソーシャルメディアのビジネス利用が、今後どのような変遷を辿るのか大変興味深いです。
- by 武井洋
- at 17:49