2011年9月 3日
アクセスログ解析を使って改善できていない人へ
平均で月に1回セミナーを開催しています。
セミナーの内容は、4半期程度で変更しつつ行っておりますが、基本コンセプトとしては来場されるかたに一つでも有益な情報を持ち帰っていただき、自社サイトに活かしていただきたいという点はブレていません。
セミナーは2006年から行っておりますので既に5年以上です。
その間、多くの企業様、担当者様のお悩みを聞かせていただいてきました。
最近ではアクセス解析が設置されていないという企業は少なく、しかも定期的に数字を集計しているという企業でさえ、多くなってきています。
しかし、大半の方が「改善には使えていない」という課題を抱えていらっしゃいます。
課題を見つけるには「仮説」が必要になります。
それにはWebサイトに戦略が必要です。
手始めに必要な事をご紹介します。
「ターゲット像」です。
ここで必要な事は、想定したターゲットが「実際にどのように行動して、ゴールまで行くのか」が必要なのです
・どこから来るのか
→検索エンジン?メール?
→キーワードは?
・どんな状態でくるのか
→新規?予備知識有り?利用歴あり?
・何の情報を欲しているのか
→サービス?料金?違い?
・何分程度、理解のための時間を使えるのか
→2分?5分?
・何の情報を得たら満足か
→情報得て終わり?資料を見たがる?登録して継続利用したくなる?
この情報を仮説立てておくことで、アクセス解析を確認すれば自ずと課題点が見つかります。
想定していたキーワードで来ているのか
→来ていないなら、何が課題なのか →SEO対策が不十分?リスティング広告のTD?など
闇雲に数字とにらめっこするのではなく、軸を持つことで劇的な改善も見込めます。
戦略立てが難しい、時間がないという方は是非Webコンサルタントに相談してみてください。
- by 佐藤司
- at 10:34