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Profile

通称:株式会社ジェイコス
誕生日:2005年4月1日
出身地:三軒茶屋
現住所:麹町
職業:Webコンサルタント

2012年1月27日

ブログ系CMSの盛り上がり度合いを検証してみた。

こんにちは!武井です。


ステマって、日本では法律で取り締まれないみたいですね!

アメリカでは法整備が進んでいるみたいで、
例えば、広告主がブロガーなどに報酬を支払ったり商品を無償提供したりしている場合には、ブロガーはそのことを消費者にわかるよう明記する必要があるといった内容で、違反すると1件につき最高で1万1000ドルの罰金が科されるという罰則付き、など高額な罰金があるようです。

なお、消費者庁は2011年10月に「インターネット消費者取引に係る広告表示に関する景品表示法上の問題点及び留意事項」を公表しています。

・・・ステルスマーケティングが禁止されているわけではない。。
素性を偽って宣伝だとわからないように宣伝することを禁じる法律はないようですね。

ただ、企業としてはバレてしまったときのリスクを考えなくてはならない。


余談はさておき、
ブログ系CMSの検索数を比較してみました。

企業ブログをCMSで運用したいと考えたとき、どれがいいのか検討する際の材料として、どのCMSが盛り上がっているのか検索数の推移から見ることも一つかと思います。

そこで代表的なNucleus(ニュークレアス)、WordPress(ワードプレス)、MovableType(ムーバブルタイプ)の3つの日本での検索数を比較してみました。(※MovableTypeに関しては、一般的にMTと略されるのでそちらも含めてあります。ただ、その他のキーワードの略もMTになるため、参考程度に考えて下さい。)

まずは、Googleトレンドでの比較。
WS000034.JPG

現在日本では、MovableType(MT)より、WordPressの方が盛り上がってるみたいですね。


次に、Google Insights for Searchで比較。
WS000032.JPG
WS000033.JPG

平均値は、MovableType(MT)方が多いですが、近年はWordPressが逆転しているようですね。

近年はあまり検索されていないNucleusは、歴史が古く国内ユーザーも多いCMS。機能としてはそれほど高機能ではないが、WordPressやMovableTypeに必要な再構築も必要なく、ブログとして利用するにはシンプルで軽くて非常に便利との事です。

Googleではこのような検索数の推移になりましたが、Yahoo!など他の検索エンジンでは違う結果になるかもですね。

たくさんのCMSがある中で、用途や必要機能、使いやすさ等に優先順位をつけて選んでいく必要がありそうですね。

ちなみに、「ステマ」はこんな感じです。

Googleトレンド
WS000035.JPG





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2012年1月25日

SEOツールってどれが正しいの?5種類のSEOツールを使って比べてみた!

料、無料、インストール必要、ブラウザでできる・・・

色んなSEOツールがあって、どれがどんな内容なのかわからなかったので使ってみました。


a0001_011518.jpg


まず使ってみたツールは下記の5種類

運営者:ロプロス

運営者:SEO株式会社

運営者:株式会社セプテーニ

運営者:株式会社ベーシック

運営者:ブラストホールディングス株式会社


他にも「SEOツール」で検索するとたくさん出てきますが、今回はこの5つ。


調査したキーワードは「引越し」
これから引越しシーズンだし、キーワードとしては競合の多いキーワードになりますね。

そして調査をするには対象のURL必要ですので、
引越しで検索してみてでてきたWebサイトで調べてみました。

サイトは 「アリさんマークの引越社」 さんです。
さて、ここまでが前提となります。SEOツールを使って調査をする際に欲しい情報といえば・・・

・被リンク数
・インデックス数
・発リンク数
・Google PageRank
・被リンク元チェック
・各種ディレクトリ登録

といった項目が真っ先にあがるかと思います。

20120125.JPG

Dipper以外は数値がとれています。

表をみてお気づきかと思いますが
フェレットだけ被リンク数が大きくちがっています。

これは恐らく米国Yahooのサイトエクスプローラーを使っているのではないでしょうか。

ん?米国ahoo! Site Explorerはすでに昨年11月に終了しています。

と、すると独自調査?またはMajestic Site Explorerなどの調査でしょうか。


いずれにせよ、他社はgoogleのlink:だと思いますがフェレットプラスだけ違うというのは、
大きな差別化ポイントではないでしょうか。

また、bingの順位が結構バラバラ・・・というのも面白い。
ツールによってここまで差がでてしまうのですね。

SEOツールも使い分け、定義を認識した後に使わないと
数字だけ鵜呑みにしてしまうと本来とは違うデータを「正」として扱っているのかもしれませんね。

ちなみに、この被リンク数調査ですが、
「バレンタイン」というキーワードでも調べてみました。

チョコがもらえなから、バレンタインで上位表示されるサイトを
見てて何だかやるせない気持ちになりましたが、心を強くもって調査。


サイトは東急デパートバレンタイン特集というあえて、ディレクトリ配下にしてみました。

被リンクの結果はというと、フェレットプラスが14,548で他のツールは0という結果でした。

これはもしかすると「ディレクトリ配下」を読まずに「ドメイン」で読んでいる可能性もありますね。
すがに特集ページで1万超えはね・・・

ちなみに、SEOチェキ!とSEOツールは結果が殆ど同じです。

数値だけではなく調査項目すら・・・

調査結果の詳細が見たい方は、以下よりダウンロードできます!



皆さんの参考になれば!

Webコンサルタント 佐藤司

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2012年1月21日

見方ひとつで発想も変わる!Webサイト診断(ヒューリスティック調査)のポイント

12345.jpg


Web担当者にとって、ホームページを見る(視る、診る)ことは最も重要なことです。

自社のWebサイトを見て問題点を探ったり、
競合のサイトを見たりと、たくさん見る機会がありますよね。

そういったWebサイトを見る際には、どんなことに気をつけてますか?

「穴があくまで見る」とか「サイトをとことん体験する」とか
漠然と閲覧しても何も浮かびません。

また既に固定観念も持ってしまったWeb担当者としての視点では、
専門的なことばかりに目が行きがちで、本質的な部分や
ボトルネックなどになかなか気づかないものです。

では、何に気をつけるべきか。

"ターゲットの視点"で見ること。です。

あたりまえなことですが、これを徹底することが必要です。

予算に余裕があれば、被験者を集めて実際にサイトを
利用してもらう「ユーザビリティ調査」などを実施することがもっとも望ましいのですが、
普段からそういう機会をつくることは難しい場合、それをどうカバーするのか?

(1) ターゲットに最も近い知人に閲覧してもらう。
  →実在する同僚や友人、家族にみてもらうなど

(2) ターゲットになりきる。
  →「25歳(女)OL」であればその女性になりきる!

この2つの方法で代用するしかありません。
※ターゲットをセグメントし、定めておくことは前提として。

なりきることは、非常に難しいと思いますが、
実在するターゲットが身近にいるのであれば是非やってみてください。

重要なポイントは、最低限の目的を伝えて実際にサイトを見てもらい、その行動を監視すること、
また目的達成後にヒアリングを実施することで、ターゲットの視点を共有します。

※ 実際にストップウォッチをもって、どのくらいの時間でページを理解したのか?や
  目的のページに到達するまでに何をクリックしたのか?何が障害だったのか?など。

そう難しいことではないので、是非やってみてください。

→ とはいえ、プロに診てもらいたい方は弊社のWebサイト診断を是非ご利用ください!





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2012年1月13日

逆オークションで携帯電話を買う

こんにちは。武井です。


複雑化する携帯電話の機能や料金。
正直どれを選べばいいのか分からないこともあり、使わない機能もついてくる。

逆に自分で条件設定したり、過去の利用履歴から分析して必要な機能だけある携帯電話を買うことができればすごくうれしいですよね!

携帯電話の機能や条件から携帯会社に逆オークションさせる、そんなサイトが海外にはあるようだ。


逆オークションとは、買い手が欲しい商品の条件や希望金額を提示し、売り手企業が自社で提供できる価格を示して、最も安い相手と取引をするという取引方法。

売り手が販売条件などを定めて、買い手が購入希望価格を入札する通常のオークションと正反対の方式で、公共工事の入札などに近い形態とも言える。

アメリカではビジネスモデル特許として逆オークションを取得している企業があったりして、航空券などを指値で購入できるサービスなどもあるようですが、日本のマーケットでは中々難しかったりするんでしょうか。

日本では、逆オークションというより、探しモノをユーザー同士で情報交換したり、売買したりするサイトや掲示板なんかが近いのかな。

ぐるぐるオークション「探してます」
WANTEDオークション「探してます」










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2012年1月 6日

BtoBサイトで、絶対にやってはいけない間違ったKPI設定


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Webサイト運営の知識はいまや、情報の時代、この一年で格段に浸透してきています。



しかし、それでも間違ったやり方、知識や方法論に振り回されている方もたくさんいる、これも事実です。



そこで、今回はKPI設定について触れたいと思います。



KPIとは・・・

KPI(重要業績評価指標) Key Performance Indicator 
業績管理評価のための重要な指標。KPIを正しく設定することは、組織の目標を達成する上で必要不可欠である。


と、元々は経営用語で使われている言葉ですが、いわゆる「最終ゴール(KGI)のための計測指標」ですので日常業務でも、対異性交遊でも、スポーツでもなんでも使えるのです。


KGIとは・・・
KGI (重要目標達成指標 )key goal indicator 
企業目標やビジネス戦略を実現するために設定した具体的な業務プロセスをモニタリングする指標の1つで、何を持って成果とするかを定量的に定めたもの。  業務プロセスにおける目標(ゴール)と、それが達成されたか否かを評価するための評価基準である。その中間的数値指標としてKPI(重要業績評価指標)と対で利用されることが多い。



簡単な例をあげます

-チューインガムを販売しているECサイトの場合-

KGI・・・ガムが購入される
KPI・・・ガムがカートに入れられる、ガムがお気に入りに入れられる、サイトがブックマークされる、売りたいガム詳細ページが閲覧される、等

となります。

KGIを達成するために、KPIが必要なのです。



では、BtoBサイトの場合、KGIは「受注」になります。

しかし、ユーザーの流れ、行動というと「Web完結」ではないのです。

01062012.JPG

Web上ではあくまで「リードの獲得」までで、その後、営業担当が電話やメールでアポ取りをし、ヒアリング、提案、受注という流れが一般的かと思います。



そうなるとKPIの設定が「お問合せ数」になるケースが多々見受けられます。



この考え自体は間違っていないのですが、Webサイトを分析する際に、このケースは分析がしにくいのです。


なぜか、というと「受注が直ぐにできない」ケースがBtoBには多いからです。


半年後受注なんてのはよくある話。


そうすると、結果を見る場合、半年前のデータをつけあわせをしながら結果を判断し、分析をすることになります。


半年では事業のサービス内容も、Webのトレンドも大きく変わってることだってあります。


それではスピード感のあるPDCAは到底回せません。


ですので、解決としては「WebのKGI」をたてましょう、ということです。


Webサイトでのゴールはゴールとして明確化するのです。


そこから先の受注に至る部分の分析は、リアル上の営業で課題抽出、改善を行えば良いのです。


ミスマッチの起きている分析指標を頑なに守り続けても成果の出るWebサイトは生まれません。


WebのKGIを設定したらば、あとは簡単です。


ゴールに至るまでのプロセスで重要な指標をKPIにします。


想定していたページの離脱率や、想定CVRから逆算したアクセス数ですとかSEM関連からの流入数などなど。



そうすることで、Webサイトのカイゼンを有期的に行う事が可能になります。



ただ間違ってはいけないのは「リアル営業部分を捨てる」のではなく「リアル営業部分とWebサイトは分けて考える」思考に切り替えるという点です。


Webコンサルタント 佐藤司
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使用写真:Flashing Red / TheGiantVermin






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