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通称:株式会社ジェイコス
誕生日:2005年4月1日
出身地:三軒茶屋
現住所:麹町
職業:Webコンサルタント

2013年2月25日

Googleアナリティクスのウェブテスト設定方法【最新版】

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今では様々なABテストツールがあるため、手軽にテストをすることができますが、今回はその中でも無料で利用できる「Googleアナリティクスのウェブテスト」の設定方法をご紹介します。

以前までは「Googleウェブサイトオプティマイザー」というサービスで提供されていましたが、2012年の8月1日よりGoogleアナリティクスの一機能として移行されました。

設定方法はとても簡単です。

■設定の前に、事前に準備するもの
・既存のサイトにあるオリジナルのページ
・仮説を盛り込んだ改善ページ(テストする要素はできるだけ少なく!)

【テストページはGoogleのクローラから類似ページと判断されてしまうのか?】
→ウェブテストなどのテストツールを適正に使用している場合は、Googleでクローキングと見なされることはありません。

心配な方は、パターンページにリンク属性 rel="canonical" を使用して、Googleにテストするページのコンテンツはオリジナルのページと同じ内容だと示しましょう。


それでは、Googleアナリティクス上のウェブテスト設定方法です。


0)新しいテストを作成

Googleアナリティクスの左メニュー「コンテンツ」配下の「ウェブテスト」から、新規テストを作成します。

テストしたいサイトにGoogleアナリティクスの解析コードが入っていない場合(Googleアナリティクスをこれまで利用したことがない場合)は、コードの設置をする必要がありますが、今回はすでにコードの設置はしているという前提で進めます。


管理画面にログインして、「コンテンツ」→「ウェブテスト」をクリックしていきます。

Image 1.png

テストが何もない状態であれば下記のような画面が出るので、テストをしたいページのURLを入力して「テストを開始」します。

Image 2.png

1)テストページの選択

オリジナルと比較したいテストページを登録します。

・名称は管理しやすい名前で構いません。 Ex.ランディングページのABテスト【第一回】

・オリジナルページに現在のTOPページのURLを設定します。

・テストページに今回作成したテストしたいパターンページのURLを設定します。


Image 3.png

「パターンを追加」をクリックすると別のページを追加することができますが、あまり多くのパターンでテストしてしまうと、検証が煩雑になってしまいます。よほどトラフィック(アクセス数)が多くコンバージョン(資料請求・お問い合わせなど)が多いサイトでなければ、適切な数値のデータが取りにくいので、オリジナルと別のページの2ページを比較してみることをオススメします。

したがって、最初は2パターンで良いです。

「保存して次へ」


2)テストオプションの設定

・テストの目標選択は必ず設定してください。
これが今回のABテストで検証する際の最終的なゴールとなるページになります。
いわゆる、完了ページ、サンクスページ、サンキューページ等を設定する場合が多いです。
※予めアナリティクス設定で目標設定をしておく必要があります。

・テスト対象のユーザーの割合
テストページの方にどれだけの割合の人を誘導するのかを指定します。
100%、75%、50%、25%、10%、5%、1%の7種類から選択することができるようになっています。
対象外のユーザーには、オリジナルのページのみが表示されます。

・メール通知
テストの重要な変更があった場合、設定したアドレスにメールで通知してくれます。
複数の管理者で運用している場合は、設定しましょう。

Image 4.png

【詳細オプション】
必要な場合は設定してください。

・コンテンツレポート向けに統合
他のコンテンツレポートでパターンのURLをオリジナルに書き換えることができます。
ウェブテストのメニュー以外のレポートで、テストページのページビューなどの指標をオリジナルのURLに統合(合算)したい場合はチェック、

別々に集計したい場合はチェックを入れません。

・最小テスト期間
Googleアナリティクスでは、この期間より前に効果の高いページがレポートに表示されることはありません。
3日間、1週間、2週間の3種類から選択することができるようになっています。

・信頼度のしきい値
Googleアナリティクスでは、信頼度がこのレベルに達するまで効果の高いページが特定されることはありません。
95.0%、99.0%、99.5%の3種類から選択することができるようになっています。

「保存して次へ」


3)テストコードの追加と確認

「テストコードを自分で追加する」にチェックを入れると、ABテスト用のコードが表示されますので、オリジナルページの冒頭にある<head>開始タグの直後に貼り付けます。

Image 6.png

するとページのコードの動作確認をしてくれ、正常に動作しているかどうかチェックしてくれます。
テストコードがうまく認識されれば設定完了です。
※ページが適切に設定されていることがわかっている場合は、確認作業を省略して続行することも可能です。


4)テストの確認

今までの設定条件が表示されます。
問題がなければ「テストを実行」をクリックすれば、テストがスタートします。

Image 7.png


如何でしょうか。
Googleアナリティクスのウェブテスト設定方法は以上となります。

思った以上に簡単だったかと思いますが、ABテストは一回やったら終わりではありません。
細かな検証をコツコツと地道に続けてターゲットユーザーに最適な成果の出るページを完成させましょう!


【関連記事】



ランディングページ最適化の為にABテストでしてみたい43アイデア



武井洋

PHOTO By Rollofunk





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2013年2月18日

Googleに警告を受けやすいコンテンツ代表例4種

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最近、GoogleアップデートによりSEO対策が急務になっている企業様からのお問い合わせが増えております。
それもそのはず。近年稀に見ぬ大きな変更が頻発しているのです。

昨日まで1位だったのに、今日は圏外・・・ (TmT)ウゥゥ・・・

なんてことがないようにきちんとした対策をしなければなりません。

Google(Yahoo!もですが)の検索結果におけるサイトのランキングを上げるうえで最も大切なことは、情報を豊富にして、コンテンツのテーマを示す関連性の高いキーワードを適切に含めることです。

ただし、ページのランキングを上げる目的で、語数は多くてもオリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったくないページを作成して、ユーザーの関心を引こうとするような、無断複製されたページやオリジナルのコンテンツがほとんどなくユーザーにとって価値のないページを表示することでランキングを上げようとするドメインに対して、Google先生は検索順位を下げてしまいます。
最悪の場合、検索結果から削除されたりします。

Google先生が警告を受けやすい例として挙げているのが4種類あるのでご紹介いたします。
※誤認を防ぐ為、下記に引用します。

■自動生成されたコンテンツ
自動的に生成されたコンテンツ(「自動生成コンテンツ」)とは、プログラムによって生成されたコンテンツのことです。
多くの場合、読者にとって意味を持たないが、特定の検索キーワードを含むでたらめな内容の段落で構成されています。

自動生成コンテンツの例としては、次のようなものが挙げられます:

・自動化されたツールで翻訳されたテキストが人間によるチェックや管理を経ず公開されたもの
・マルコフ連鎖などの自動化されたプロセスを通じて生成されたテキスト
・自動化された類義語生成や難読化の手法を使用して生成されたテキスト
・Atom/RSSフィードや検索結果からの無断複製によって生成されたテキスト
・複数のウェブページからのコンテンツに十分な付加価値を加えることなくそれらをつなぎ合わせたり組み合わせたりしたもの


■誘導ページ
一般的に、誘導ページは特定のキーワードやフレーズ用に作成された品質の低いページの集まりです。
ほとんどの場合、特定のフレーズに対して検索結果の上位に表示して、ユーザーを特定のサイトやページに誘導する目的で作成されます。複数のドメインまたは1つのドメインのどちらに配置するかに関係なく、誘導ページはユーザーの利便性を低下させる傾向にあります。

そのためGoogleでは、検索エンジンを操作すること、ユーザーをだましてユーザーが選択したサイトとは別のサイトへ誘導すること、検索エンジンに認識されることのみを目的としたコンテンツを提供することは好ましくないと考えています。誘導サイトやこのような不正な方法を使用したその他のサイトについては、Googleのインデックスから削除するなどの対策を講じる場合があります。

誘導ページの例としては、次のようなものが挙げられます:

・特定の地域や都市を対象としたドメイン名を複数持ち、それらのドメインから1つのページにユーザーを誘導するもの
・アフィリエイトリンクのみを目的として作成されたテンプレートを使用したページ
・市町村名や都道府県名などの特定のクエリに対する検索結果で上位に掲載されるようにするために、サイト上の複数のページに類似のコンテンツを掲載したもの


■無断複製されたコンテンツ
ウェブサイトの中には、サイト上のページを増やすことがそのコンテンツの関連性や独自性に関係なく長期的に効果的な戦略になるという考えの下に、評判の良い他のサイトのコンテンツを流用(「無断複製」)しているサイトもあります。
高品質のソースからのものであるとしても、無断で複製しただけのコンテンツは、サイトで他の役立つサービスやコンテンツを提供しない限り、ユーザーに付加価値を提供するとはいえません。場合によっては、著作権侵害にあたるおそれもあります。他のサイトと差別化する独自のコンテンツを作成するために時間を使う方が有意義です。そうすれば、ユーザーに繰り返しアクセスしてもらえるようになり、Googleで検索するユーザーにとってもより有用な検索結果が表示されるようになります。

無断複製されたコンテンツの例としては、次のようなものが挙げられます:

・他のサイトのコンテンツをコピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなく転載しているサイト
・他のサイトのコンテンツをコピーし、(語句を類義語に置き換えたり自動化された手法を使用したりして)若干の修正を加えた上で転載しているサイト
・何らかの独自の体系付けやユーザーへの利便性を提供することなく他のサイトからのコンテンツフィードをそのまま掲載しているサイト


■実質のないアフィリエイトサイト
Googleのウェブマスター向けガイドラインでは、ユーザーに付加価値を提供する独自のコンテンツを持つウェブサイトを作成するようアドバイスしています。
特に、アフィリエイトプログラムに参加するサイトにとって、これは重要なポイントです。一般的に、アフィリエイトのウェブサイトでは、同じアフィリエイトネットワークに参加する他の多くのサイトにも掲載されている商品説明を掲載しています。その結果、アフィリエイトネットワークのコンテンツを中心に扱っているサイトは、他のサイトのコンテンツと差別化できる程度に十分な独自性のあるコンテンツを持たないため、Google検索結果でのランキングが低くなることがあります。

Googleでは、純粋な、つまりいわゆる「内容の薄い」アフィリエイトサイトは、何百ものアフィリエイトにコンテンツを配信するプログラムの一部であるときは特に、ウェブユーザーに付加価値を提供することはないと考えています。そのようなサイトは多くの場合、大量生産のサイト、つまり独自コンテンツのないテンプレートのように見えます。検索結果ページにこのようなすべて同じコンテンツのサイトが複数表示されることも起こり得るため、このような内容の薄いアフィリエイトサイトはユーザーの利便性を妨げることになります。

内容の薄いアフィリエイトサイトの例としては、次のようなものが挙げられます:

・商品アフィリエイトリンクを含むページで、商品の説明とレビューを元の販売者から直接コピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなくそのまま掲載しているもの。

アフィリエイトプログラムに参加しているサイトが必ずしもすべて内容の薄いアフィリエイトサイトであるわけではありません。たとえば、独自の商品レビュー、評価、商品比較などを行って付加価値を提供している良質なアフィリエイトサイトもあります。


うーん。。難しいですが、
簡単にまとめると、ズルするな!って事でしょうかw

上記の4種等の方法を用いて、オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったくないページが警告の対象となり、場合によってはインデックスから削除されてしまうようです。

実際に、Googleの検索結果から削除された場合は、該当サイトやページの修正を行った後、再審査の申請をする必要があります。

楽をしたくなる気持ちもよくわかりますが、削除されては元も子もありません。

まとめとして、今回意識しなければならない重要なキーワードは、

ユーザーが求める"オリジナルのコンテンツ"を提供すること。


でも、オリジナルのコンテンツが簡単に書けたら苦労しないですよね。。
どうしても難しい方は、まずは"経験"を加えてみましょう。
ご自身でも同僚や上司でも、クライアント事例でも構いません。その"経験"はオリジナルなはずです!

オリジナルコンテンツならパンダもペンギンも怖くない!!

この辺は長くなるのでまた次回に。


直接聞きたい方には、すぐ飛んでまいります!こちらからお気軽にどうぞ。


武井洋

Photo By foilman




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【厳選】Webコンサルタントが猛烈プッシュする9個のchromeエクステンション

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1)
Pendule

CSSは見れる、CSSの無効化、CSSのリロードなど、非常に便利です。その他、サイトで使われている色を抽出してくれたり、とても便利だし制作側にとってはちょっと恥ずかしい。


2)

Chromeには標準でデベロッパーツールと、スクリプトコンソールがついているのであまり使いませんが、Firefoxからの移行組や併用者にはこれまで同じようなデバッグは一通りできるようになっています。


3)

ページ全体のキャプチャをするのに大変便利。Google純正エクステンションと言うこともあり、動作もバッチリ!!


4)

閲覧しているページの要素(デザインやパーツ)の縦横のピクセルを計測することができます。他社サイトがどのようなサイズでデザインしているか簡単に調べられます


5)

Google アナリティクスのJavaScriptの計測コードが正しく動作しているのかをChromeブラウザで確認することのできるエクステンションです


6)

youtubeを自動リピートしてくれるエクステンション。作業でBGMを聞くときにかかせません。


7)

Googleページランクを表示してくれます。


8)

ページ内の必要ない部分をマウス選択で消したり、一部を抜き出したり出来て、自由なレイアウトに変更できるエクステンション。Evernoteのクリップに便利です。

ここのブログで使い方詳しく説明されています


9)

楽天のメール配信を自動オフにしてくれるすぐれもの。



Webコンサルタント 佐藤司 →facebookアカウント別ウインドウリンク

Photo By keso




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2013年2月 7日

これは押さえておくべき!Webサイト用、原稿作成のお約束

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Webサイトのコンテンツを作成する際に、原稿作成が必要となります。


原稿というものは、簡単に思いがちですがとても重要な部分で、本来であればライターの力を借りて、ユーザーに届くべき原稿を作成する必要があります。



特に自社で原稿を作成する場合、どうしても主観になってしまいます。



ユーザーが欲している、読みたいと思っている、望んでいる内容ではなくアピールポイントばかり並べてしまう、想いばかり伝えてしまう事が多々あります。



サイトによっては、当サービスの想い、などのコンテンツが前面にでていてまずそこから読みなさいといわんサイトもよくありますね。


想いを知りたい人、どれだけいるのでしょうか。



少なくとも、私は知りたいと思いません。厳密には知りたいと思う時は来ますが、初めて来訪したサイトの最初に知りたいとは思いません。


知りたいと思っている商品・サービスの特長や料金などがわかった上で、この会社ってどんな会社なんだろ、と思います。



順番が違うって事ですね。



なのでライターを起用することがベストなのですが、どうしても起用できない(期間や予算など)時には自分たちで作成しなくてはいけません。


今回は基本的な「Web」における原稿作成のポイントを整理させていただきます。



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ポイント(1)伝えたい事を先に言う
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Webサイトのユーザーは非常にせっかちです。


結論を後回しにして、準備段階や市場背景などから入ってしまうと、そこでつまらない、と離脱の原因になってしまいます。


ですので例えば当記事も、あえて前フリを長くしてみましたが、タイトルからイメージしていたブログ記事内容と、前フリの長さが「ながいな」「じゃま」など感じましたでしょうか。


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ポイント(2)簡潔に
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どうしても説明をしたくなってしまうことは多々ございます


説明文をつくるのはラクです。


そこへ逃げ込まずにどれだけ短い文字数で表現できるか、これをライティングの際は注意深く確認し、対応していく必要がありますね。


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ポイント(3)ポイント・箇条書きに
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端的にまとめる方法の一種ですが、箇条書きにすることでユーザーの理解が早まります


◯つのポイント ◯つの強みなど良くみるライティングですよね


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ポイント(4)とことんユーザーになって
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ユーザーは何を知りたくて、何を欲して、何をしたくてサイトにおとずれているかよーーーく考えてください


イメージしにくいという方は5W1Hにあてはめて考えると想像しやすいです


ユーザーが知りたい事に対して、文章を作成する。


そしてそこにサービス・商品の強みやポイントを入れてあげる事で差別化も理解度浸透も行える小言うことです。


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ポイント(5)大見出し、中見出し、小見出しを使う
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文章を長々と書くのではなく、見出しをつくって行くことで文章が読みやすく、まとまるようになります。


各見出しから文章全体のつながりも把握することができますしね。






以上は基本的な部分ですが意識をしていただくだけで、作成する原稿の質が変わってくるかと思います。





Webコンサルタント 佐藤司 →facebookアカウント別ウインドウリンク

Photo By jjpacres








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