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Profile

通称:株式会社ジェイコス
誕生日:2005年4月1日
出身地:三軒茶屋
現住所:麹町
職業:Webコンサルタント

2014年2月20日

【EC担当者必読】いまさら他人に聞けないから今ここで、オムニチャネルをきちんと理解しておこうよ

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2013年の流行語の一つは「オムニチャネル」でしたね(ユーキャンじゃないですよ)


ECサイトを運営している担当者には必ず上から「今年はオムニチャネルだ」などと言われた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。


そこで、今回はそもそも

【オムニチャネルってなんぞや?】

という事を、今日、今ここで解消してしまいましょう、という主旨です。



■まず呼び方としては大きく3つです

・オムニチャネル
・オムニチャンネル
・オムニチャネル・リテイリング


意味としては実店舗やオンラインサイトなどをはじめとするあらゆる販売チャネルや流通チャネルから、同じように買い物ができるようにすることです。


「あ、実店舗ないからウチ関係ないや」という方、ちょっと待って下さい。


販売チャネルですから、「PCサイト」があれば「スマホサイト」もあります。はたまた「アプリ」だって対象ですし、「ソーシャルメディア」も対象です。


実店舗はないけどFAX注文やカタログもやっていれば、それは複数の販売チャネルを持っている事になります


そういった複数の販売チャネルで、全てが統一された状況で同じ行動ができるようにすることです。



時代がスマホ時代になってきた今、ネットで商品を注文して実店舗で受け取る事も可能です。

スマホで商品をお気に入りに入れて、PCで決済し、コンビニで受け取るという事だって出来ます。


実店舗に行ったけど、在庫がないからその場で、その商品の在庫をオンラインストアで探し、自宅に配送してもらうといった事が可能になることを指します



■マルチチャネルとは違う


「なるほど、それってマルチチャネルじゃないの?」と思われた方もいるかもしれません。



マルチチャネルとは消費者に対して、全ての販売チャネルで行動が可能という点では同じです。しかし、マルチとオムニの違いはオムニは全ての販売チャネルがつながっている、という事なのです。


チャネル間が連携して、消費者に万全のサポートをする事で満足のある行動を起こしてもらう。企業側からすれば、目の前の顧客を逃さず、行動をお越してもらい売上げに貢献することができる、という事です。




■メリットばかり目立ちますが、デメリットも勿論あります。


・チャネルが多角化し、コスト増になり経営を圧迫する

・人気のあるチャネル、人気のないチャネルが出てきてしまいチャネルの格差が生まれてします。



ここまではオムニチャネルの概要説明になります。


なんとなくでもご理解いただけましたでしょうか。


■統合例

サイトや店舗だけではなく、もちろんそれだけのチャネルを統合するのであれば在庫管理などのロジスティクスも改革が必要になるケースもございます。
例えば、下記のように統合することでのメリットがあります。

・商品が追跡できる

欲しい商品が、ネットなら買えるのか、近隣店舗に行けば買えるのかなどを判断する事ができる

・どこでも受け取れる

渋谷店で買った商品を有楽町店で受け取る、ネット注文品を店舗で受け取るなど、どこでも商品の受け取りができる



今日の話はオムニチャネルのまさに基礎中の基礎となりますが、オムニチャネルを知り・実践するにはこの一歩目から始まりますので、是非参考にしてください。



Webコンサルタント 佐藤司 →facebookアカウント別ウインドウリンク







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2014年2月15日

「なお、この写真は10秒で消滅する!」~スナップチャット~

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スマホの普及に伴い、様々な写真投稿や共有を目的としたSNSやアプリケーションが作られてきました。個人にもTwitterやFacebookをはじめ、色々と使ってきました。



まだ日本語版が出てないので、日本ではそれほど広まっていないと思いますが、色々とあるうちでもちょっと特徴的なのが、このスナップチャットと言うアプリケーションです。



分類としては「フォトメッセージアプリケーション」と言うようで、ウィキペディアの掲載部分を見ると「写真や動画の撮影、テキストや絵の追加、受信者が設定したリストへの送信ができる。そして受信者が写真を閲覧できる時間を最長10秒まで設定でき、その後は受信者の端末からも企業のサーバーからも完全に削除される」と書かれています。





ある程度の年齢層の方なら聞いた事があるであろう、「なおこのテープは、自動的に消滅する」みたいな、いわゆるスパイ大作戦ごっこ的な使い方が出来る優れもの(?)であります。



でも、消えてしまったら逆に使いにくいんじゃないの?
なんて考えもあるかと思います。
(自分も最初はそう思いました)



もちろん消えちゃ困るものをこのツールで送らなければ良いだけの話でして、日常のちょっとした会話などと同じように、離れていても気軽に意思疎通を図るためだけならば、むしろこんなに適したものはないのではないかとも思います。



消えてくれるのでスマホの容量も食いませんし、その分気軽に送れるってものです。
※もちろん送信をした本人の手元には残ってますので、本当に必要ならメールなど他のツールで共有してもらえばいいのです。



アメリカでは若年層(13歳~25歳)を中心に人気があるツールのようで、確かに気軽に何かを送りあうという世代にマッチしているようです。



日本ではTwitterで、冷凍庫に寝そべってしまった写真やお店で全裸になってしまった写真とかが投稿された後に、本人が知らないところで大拡散し、大騒動に発展したケースもあるくらいです。


特に「この写真をここで投稿すると大問題になる」という想像ができない方々などは、消えて安心ツールを使われるのも良いかもしれません。



また、そういう報道を過度に気にするあまり、楽しく使えなくなった方などもいるかも知れません。



「こんなはずじゃなかった」

としっかり反省をして、繰り返さないと誓っても、一度の過ちで拡散されてしまうとすべてを消し去ることは難しいのがネットの世界。



自分の「どうしても消せない黒歴史」を残さないためには、普段からこういうものを使うのも良いのかも知れません。



ただもちろん何があるか分からないのもネットの世界です。
「拡散されて困るものは送らない」
サービスを妄信せず、セキュリティの鍵は自分でしっかりと管理、判断してください。



色々な発想からくるツールがこれからもたくさん出てくるでしょう。
用途にあわせて使いこなして、快適にネットを有効活用したいですね。







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2014年2月10日

ジェイコスって何やってるの?最新の実績公開いたします

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弊社はWebコンサルティング事業を開始してから9年になろうとしています。


その中身はマーケティングの支援も行いますし、サイトの制作も行いますし、システムの構築、プロモーションのお手伝い、PR、今ではネット選挙の支援等々、様々な形でコンサルティングを提供してきております。


取引の特性から、なかなか社名を出しての実績公開が難しくサイト上の実績も更新頻度がどうしてもゆっくりになってしまいます。


そこで、今回は本ブログにて最新の実績をご紹介致します。
※社名は非公開です



■コンサルティング領域

・ Web会社への業務改善コンサルティング

Web会社の受託制作部門の業務改善コンサルティングを実施致しました。

業務の改善を行うために、現状内容の可視化を実施、また受託元への依頼事項などを整理致しました。


・ Web専売、新ブランド立上げコンサルティング  

ものづくり企業がWeb専売での新ブランド立ち上げに際して、どのようにWeb展開をしていくべきか、商品開発、Web制作会社を選ぶ所からコンサルティングを実施致しました。


・ EC事業部のマーケティング、業務改善コンサルティング

EC事業部の目標達成の為に、マーケティングの見直し、支援を半常駐型で実施致しました。

マーケティングの改善を更に加速させるためにも業務改善も同時に進行させ、改善運営にかかるリソースを作り出しております。


・ リニューアル後のPDCA支援コンサルティング

サイトのリニューアル後、より成果を高めていく為にPDCA支援コンサルティングを実施致しました。

弊社で数値のチェック、分析を行い施策案をご提示、クライアントにて実行後、データ集計・分析・改善とPDCAを運営するためのコンサルティングです。


・ ネット選挙支援コンサルティング

昨年7月のネット選挙解禁後の参院から本格的に「勝つ政治家」ブランドとして展開してまいりました。

選挙期間中にはネット活用は難しかったのですが、2009年から政治家の方へ、Webを活用してもっと情報の発信やコミュニケーションを円滑にするための支援は行っておりました。

これまで国政選挙、首長選挙などに出馬された政治家の方へ、Web側から支援を行ってまいりました。


・ サイトリニューアルのコンサルティング

制作会社と弊社とクライアントの3社の共同プロジェクトして、サイトの大規模~中規模のリニューアルプロジェクトコンサルティングを実施致します。

調査・分析だけではなく、運営後のマーケティング支援までトータルでクライアントの右腕となり、プロジェクトを推進致しました。


・ スマートフォン対応のコンサルティング・制作

スマートフォン対応させる為の様々な手法から最適な手法を選択し、実装までをお手伝い致しました。

制作までトータルで請け負うケースはスマートフォン関連のオファーが多い傾向がございます。



主な最新の事例になります
その他にも、SEOを中心としたコンサルティングや、サイトの運営全般のコンサルティングなどこれまでから継続してお手伝いさせていただいているクライアント様は多数ございます。



Webコンサルタント 佐藤司 →facebookアカウント別ウインドウリンク






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2014年2月 7日

強いWeb運営チームを作るために必要なたった3つのこと

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ここ最近はWeb運営チームの立ち上げのお手伝いや、既存のWeb運営チームの業務改善におけるコンサルティングを行うケースが増えてきました。

様々な企業のWeb運営体制、チームを見ていると様々な形がありますが、よくよく考えると共通する課題点があります。

今回はその課題点を事前に防ぎ、Web運営チームをどれだけアクション性の高いチームにするためのポイントをお話します。

1)チームメンバーのベクトルあわせ
うまく機能していないチームの典型的な課題点です。メンバーのベクトルが違うというか、それぞれに目的をもって動いてしまっているというケース。

あるスタッフは「自分の仕事が出来ればよい」と考え、他スタッフから協力を頼まれても「私の仕事ではない」と断ってしまう。チームマネージャから将来の改善の為に、業務改善をはかろう、その為にマニュアルなどを整備しよう、と起案すれば「残業代でるのですか?」開口一番に言ってしまう。

勿論、対価という事も大切ですが自分が担当している仕事は何に繋がっているのか、チーム全体としてどこを目標にしているのか、その点がブレているとチームは機能しません。

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こういったケースはチームマネージャが強い指針を打ち出す事も大切です。価値観、目標を共有しそしてそれを意識付けるために朝礼・終礼を行い情報やチームメンバーの思いを共有することでチームとしてどこへ向かっているのかを全員が明確に意識することができます。個人のエゴを集約し調整するのではなく、チームの目標へ邁進すべくリーダーシップをとり、その達成の結果で個人の目的が果たされるのが理想ですね。
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2)チームメンバーのスキル向上
機能できていないチームの場合、メンバーのスキルにばらつきがあるケースが目立ちます。当然経験年数などによってスキルは違うのは当たり前ですが、あまりに違うのに指導担当がいないなど、個人に任せきりな場合は機能的に運営が回りません。

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技術的なスキルが足りない場合は、他のメンバーが技術教育を行う事でスキルアップをはかります。技術スキルは足りているのに、モチベーションが低い、意欲が低い場合はマネージャーが率先して対話をし、モチベーションを引き上げる努力を優先すべきでしょう。
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3)業務の可視化
運営をしていると、サイトデザイン更新担当、分析担当、コーディング担当、オペレーション担当など人によって役割が変わってきます。他メンバーがなんの仕事をどのくらいの時間をかけて実施しているかが見えなくなると新しい仕事を頼みづらいし、頼まれる方も、感覚で仕事をやる、やらないを判断してしまいます。

その為には、メンバーの業務を可視化することで、何の業務にどれだけの時間がかかるのかを判断でき、仕事の組み方が効率的になります

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業務管理ツールや、場合によってはホワイトボードに業務を書き出す事で、管理する事ができます。業務単体については、日報または終礼時に何の業務に◯分かかった、とう申告させる事が重要です。その上でマネージャが最適な業務時間、効率化、システム化を考案・実施します
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効率化だけが強いチームを作るわけではありませんが、チームとして動く以上は「個人」よりも「チーム」を優先して考え、組織作りを行う事が重要です。

我々コンサルタントも機会的に改善するのではなく、各チームメンバーと対話を繰り返しながらその会社、そのチームにとって最適な強いチーム作りへ導いていきたいと思っています。




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