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Profile

通称:株式会社ジェイコス
誕生日:2005年4月1日
出身地:三軒茶屋
現住所:麹町
職業:Webコンサルタント

2014年7月29日

売上にも影響あり?! 表示速度を速めるべき3つの理由

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ブロードバンドの普及にともない、Webページを制作する際にデータサイズや表示速度が意識されることは少なくなりました。大容量のデータを活用したWebページも数多くあります。

しかし、スマートフォンでWebページを閲覧する人が増えてきた今、ページの表示速度は、再び注目すべき問題となっています。

今回は、ページの表示速度が与える影響についてお伝えします。


■1秒の遅れで7%コンバージョン率が下がる

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Webページを訪れたユーザが商品購入や新規会員登録、資料請求などを実行し、そのページの成果が確定することをCV(コンバージョン)と言い、訪問者数に対してコンバージョンにつながった割合をCVR(コンバージョン率)と言います。

WEB分析ツール「KISSmetrics」によれば、「表示速度が1秒遅くなるとCVRが7%下がる」という調査結果が出ています。
Amazonは、ページの表示を0.1秒改善することで収益が1%増加したと発表しています。

オンラインで購買活動をよく行う人ほどページの表示速度を気にすると言われます。ECサイトでは特に、表示速度は売り上げに影響する重要な問題であると言えるでしょう。



■操作開始が2秒遅れると直帰率が50%上がる

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直帰率とは、ページを訪れたユーザが、ページ内のリンクをクリックするなどのアクションをなにも行わずにページから離脱してしまう割合のことを言います。
ページの表示速度は、直帰率にも影響を与えます。

ページ内の主要なコンテンツが読み込まれて使用可能になるまでの時間を「操作開始時間」と言います。3秒以内が理想とされ、それを超えると過半数のユーザがそのページから離脱してしまうと言われています。

また、操作開始時間が3秒以内であったとしても、3秒のページは1秒のページと比べ、直帰率が50%上がってしまうという調査結果もあります。



■検索結果順位にも影響!?

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2010年の春、Googleは、検索順位を決定する要素の一つとして、ページの表示速度を含めたこと、また日本語版でもこのアルゴリズムは採用されていると公式に発表しました。

Googleが行った調査によると、ページの表示が0.1~0.4秒遅くなると検索回数は0.2%~0.6%減少したとのこと。こうした結果を踏まえ、ページの表示速度がユーザに影響を与えると見なし、順位決定の要因とすることを決めたようです。

Googleの検索順位決定には200以上もの評価項目があり、表示速度はそのうちの1つなので、影響範囲はそれほど大きくはありませんが、検索順位にも影響を与えるということは知っておきたいところです。


PCサイトの速度を調査するサイト「GTmetrix」や、
スマホサイトの速度計測アプリ「WebDevTools」をはじめ、ページの表示速度の確認には、さまざまな測定ツールがWebサービスやスマートフォンアプリとして提供されています。

運営しているWebサイトのページ表示速度を確認し、改善していくことは、今後ますます重要になってくると言えるでしょう。






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2014年7月 9日

企業がユーザーに向けるwebコンテンツのあり方とは

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私たちは過去に比べて、とても手軽に、莫大な情報を得ることが出来ます。
検索エンジンに知りたい情報を書き込むだけで答えが返ってくるのです。
しかし、価値の乏しいコンテンツがあるのも事実で、質問に対応した知識を手に入れるためには検索ワードを変えるなどの工夫をしなければなりません。
今、コンテンツ製作者に必要なのは
「質問の答えとして求められている情報を提供すること」
ではないでしょうか。


■検索はコミュニケーションの一種
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 webには、情報を求めて検索エンジンに質問を投げかける検索者と、その検索エンジンに質問の答えを書き記すコンテンツ製作者がいます。検索エンジンは間接的にコミュニケーションを成立させる場所と言えます。
検索者の質問にぴったりと答えてくれるようなコンテンツは価値があります。そういったコンテンツは製作者サイドには検索者からの「信頼」という対価が見込めます。
検索者のニーズに応えるコンテンツを発信し続ける事で信頼はさらに高まっていきます。
お互いの需要と供給を満たし続ける事が両者の理想的なコミュニケーションと言えます。


■価値のないコンテンツ
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コンテンツ製作者は個人・企業とさまざまです。コミュニケーションの先に前述の「信頼」という対価だけではなく、商品に誘導し、利益を生み出すこともあります。
しかし、利益を生み出すためだけに自分たちの言いたい情報ばかりを発信し続け、信頼をなくす企業が多くあります。自社製品のことや売り込み文句しか書かれていない内容を検索者は求めていません。
質問に対応した情報が手に入らないコンテンツは、コンテンツあるいは制作者に対する不信感を募らせるものでしかないので、検索者・制作者の両者にメリットがありません。コンテンツとして、検索者にも制作者にも価値がないものとなってしまいます。
しかし、企業は往々にして、質問の返答にならない情報を発信しています。


■信頼されるコンテンツ製作者へ
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企業が利益を得るためには、質問の答えを発信する企業になることが先決です。
企業の利益に直結するような商品誘導や売り込みのコンテンツを作りがちですが、一番に考えるのは役立つ情報をどんどんと提供することによって検索者の信頼を得ることです。
その分野において信頼できるサイトが人気になるのは当然のことです。例えば、美容液などの自社製品の宣伝ばかり行っているコンテンツより、正しい肌の知識を教えてくれるコンテンツのほうが信頼できます。同じ商品でも信頼できるコンテンツを発信している企業から購入したい、と考えるのは必然なのではないでしょうか。
検索者の質問を蔑ろにしていては、信頼どころか忌避されるコンテンツとなり、利益を生み出すことは難しいでしょう。
検索者とのコミュニケーションを大切にして、価値のあるコンテンツを作ることがこれからの制作者に求められている部分ではないでしょうか。





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2014年7月 4日

Webマーケティングの基本!リアルな顧客像「ペルソナ」の作り方

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Webマーケティングの世界で頻繁に使われている「ペルソナ」という専門用語をご存知でしょうか?
誰にでも好まれる製品やサービスというものはありません。だからこそ企業はマーケティングを行う際、ターゲットを絞り込んでいく必要があります。今回はマーケティングにおいてターゲットをより具体的なものにしていく「ペルソナ」についてご紹介します。


■「ペルソナ」とは?
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ペルソナとは企業の理想顧客の人物像であり、製品やサービスのターゲット顧客を具現化したものです。
ペルソナという言葉は、元々は古典劇において役者が用いた「仮面」のことですが、心理学者のユングが「人間の外的側面」の概念をペルソナと呼んだことから、マーケティングにおいては、「企業のターゲットとなる顧客のもっとも重要で抽象的なユーザーモデル」の意味として使われるようになりました。
氏名・年齢・性別・職業・居住地・年収・家族構成に加えて、価値観やライフスタイル、身体的特徴に至るまで、あらゆる細かなデータが織り込まれます。
このようにして作り上げた「ペルソナ」が、最も好むようなマーケティングを展開していく手法を「ペルソナマーケティング」と呼びます。



■マーケティングにおいて「ペルソナ」を作成するメリット
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企業のマーケティング戦略において、ペルソナを作成することは非常に重要で大きなメリットがあります。
まずユーザーをプロファイリングしデータを徹底的に分析することで、顧客の実態に対する理解が深められます。「その人ならどんなことを思うか」「どういったものに反応してくれるのか」など顧客の視点で考えることが可能になり、そのペルソナに響く広報戦略やWebサイトの作成、接客方法などの企画や意思決定がしやすくなります。

そして、ペルソナを作成することにより関係者感の意識のズレを防ぎより精度の高いユーザー視点を持つことが出来るメリットがあります。一つの製品やサービスに対して、広報・営業・サービス開発など、部門の違う様々な人間が係っていきます。その中で、担当者によって描く人物像がまちまちになってしまい社内の共通認識が形成されずターゲット像がぼやけてしまうことがあります。
例えば、"40代の都内の主婦"というターゲット設定を行っても、チームのメンバーはそれぞれ自分の知っている人物イメージで認識してしまいます。これではそれぞれ微妙に違う情報のもとで議論・行動してしまうためズレが生じていくのです。
ペルソナを明確に設定することによりこのズレが生じるのを避けられ、製品やサービスの開発も効率的に進むようになります。



■「ペルソナ」の作り方
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STEP1:ターゲット層を設定

まずは売りたい製品やサービスに対してのターゲット層を絞り込みます。
過去のデータや市場規模、商品やサービスのコンセプトや方向性などからペルソナのアウトラインを検討します。

STEP2:ユーザーを調査する

ペルソナのアウトラインが設定できたら、次は具体的な人物像を組み立てていきます。
アンケートやインタビューを通じて、ターゲットのリアルな情報を収集します。あらかじめヒアリングする項目を具体的に決めておき、なおかつ「Yes、No」で終わらないより深い実態を聞き出せるような設問にしておくことが好ましいです。行動パターンや趣向に加えて、不満に思っている点なども聞き出せると、思わぬ情報を得られる場合もあります。

STEP3:調査結果をまとめあげる

調査で得られた結果を議論しながらまとめあげていきます。
インタビューで出てきた事柄をポストイットに書いていき、共通項目がある場合グルーピングしていく方法が主流となっています。グルーピングすることにより、ターゲット層のライフスタイルや趣向の傾向が見えてきます。

STEP4:ペルソナ化する

調査結果でまとめたことから、一人の人物像としてペルソナを作り上げます。
ペルソナのプロフィールには性別や年齢などの基本属性の他に、インターネットの利用状況や、仕事や人生における目標、イメージに近い人物写真なども入れていき、より詳細で具体的な架空の人物像を作りましょう。

最後に、作成したペルソナが自社の製品やサービスを利用した時の気持ちや使用感などまで想像し意見を出してみましょう。ペルソナの視点で考える事で、より効率的且つ効果的なマーケティングが行えるようになります。










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2014年7月 2日

横浜市経済局主催セミナーにて、弊社代表高畑が講演

横浜市経済局主催~ハマあきんどネットワーク事業~の記念すべき第1回セミナーにて、弊社代表高畑が講演いたします。

FacebookやTwitter動画配信などを用いて、店舗へ集客をしたり、商品の購買を増やしていく。インターネットを活用するテクニックを中心に講演いたします。


店舗経営をされている経営者の方や、インターネットを活用して売り上げ増を考えている経営者の方はには必見です。

インターネットツールの活用術について講演した後、交流会にも参加いたしますので、ご興味ある方は、以下のリンク(横浜市経済局のWebサイト)からお申し込みください。





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2014年7月 1日

どう書く? Webページを構成する3つの要素について

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Webにおけるライティングは、基本的に紙媒体など従来の媒体におけるライティングと大きく異なるものではありません。とは言え、検索性や視認性を高めるなど、Webの特性を意識しなければならない部分もあります。

Webライティングで重要になる、Webページを構成する要素には以下の3点が挙げられます。

・ページタイトル
・ディスクリプション
・見出し

効果的なWebライティングを行うためには、これらがどのような意味を持つのかを理解しておくことが大切です。ここでは、3つの要素の持つ意味と、ライティングの際に気をつけたい点についてお伝えします。




■そのページの内容を伝える「ページタイトル」
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そのページのタイトルは、titleタグ内に記述します。ここに記述した文字列が、ブラウザのタイトルバーに表示されます。

タイトルバーの表示とは別に、そのページの最上部にも記載するのが一般的です。titleタグ内にはサイト名称を合わせて記述する場合も多いため、文字数などの都合でページ内と多少異なる表現になる場合もありますが、基本的には大きく違わないものを記載するのが良いでしょう。

ページタイトルには、

・サイトを訪れた人に対してそのページの主旨を伝える
・検索エンジンでの検索結果に表示される

という役割があります。
そのページが何についてのページであるのかを端的に言い表している必要があります。また、どのようなワードで検索した時にそのページを表示させたいかに合わせて、そうしたワードを含めることも大切です。



■ページの内容へと導く要約「ディスクリプション」
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metaタグ内にdiscriptionとして記述した文章は、検索結果のページタイトル下にページの概要として表示されます。

ここに記述する文章は、そのページの内容を数行程度で要約した文章、すなわち「リード文」です。本文を読んでもらう前に「このページにはこのような内容が書いてあります」ということを大まかに伝える「導入」の部分になります。

ページタイトルと同様、できるだけ具体的にわかりやすくどのようなページであるかを伝えるのが大切ですが、「この先にどんな情報があるのだろう?」とある程度興味を持たせるための工夫をする必要もあるでしょう。





■各段落の内容を表す「見出し」
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本文がある程度長い場合は、内容ごとに区切って見出しをつけます。この見出しには hタグをつけて記述するのが基本です。

Webページを閲覧する人は、じっくりと読みこむ人よりも自分の知りたい情報を求めて流し読みやななめ読みをする人が多いものです。このため、各段落の内容を示す見出しの存在は重要です。

見出しできちんと内容を伝えることによって、ページ内の情報を求めているユーザがページに留まり、本文を読んでくれる確率が上がります。


Webページの構造やHTMLを理解していなくてもWebライティングを行うことはできますが、基本となる部分を知っておくだけで、より効果的なライティングが可能となります。Webページの文章を作成する際には、上記で紹介した3つの要素を意識して作成することをおすすめします。






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