2014年8月25日
【スマホでも見やすいサイト作成】 有効な2つの方法

webの環境はスマートフォンの出現によって大きく変わってきました。
今まではサイト閲覧者のほとんどがパソコンを使用していたのですが、スマートフォンの台頭によってwebを閲覧する方法が増えたのです。
しかし、パソコンサイトをスマートフォンで閲覧しようとすると、とても見づらいのが難点ですよね。
そのため最近ではスマートフォン専用サイトを別に作るか、レスポンシブwebデザインの活用が推奨されています。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、よく確認して利用しましょう。
スマートフォン専用サイト・レスポンシブwebデザインとは
スマートフォン専用サイトとはその名の通り、スマートフォンで閲覧するための専用サイトを作る手法です。
本サイトから誘導することでスマートフォンからも簡単にコンテンツを確認できます。
レスポンシブwebデザインとは、パソコン・スマートフォン・タブレットなど、閲覧に使用する機器に応じて表示内容を最適な状態に切り替える手法。
基準はブラウザの横幅サイズで、「1200ピクセルのブラウザならばこの装飾」「480ピクセルのブラウザならこの装飾」と自動で振り分けてくれます。
この2つはスマートフォンでサイトを閲覧する層への対応策の主流となっています。
スマートフォン専用サイトのメリット・デメリット

まず、レイアウトや内容などをパソコンサイトと違う内容で作ることが可能です。そういった融通が利く部分はメリットの1つです。そのため、スマートフォンユーザーに向けた内容のサイト制作が可能となります。
何よりスマートフォンに特化したユーザビリティですから、使いやすさが格段に良いですし、サクサクと閲覧できるというメリットもあります。
電話機能、GPSなどの機能と連動させることもできるので、ユーザーが求める情報をよりすばやく・わかりやすく伝えることが可能です。
デメリットはパソコンサイトとスマートフォン専用サイト、2つ分のコンテンツを作成しなければならないということ。つまり、手間・コストが増えるという部分でデメリットを感じる方が多いようです。
また2つのサイトはURLが別々で、お互い独立したサイトとなります。そのため、スマートフォンでパソコンサイトにアクセスした場合、スマートフォン専用のサイトに転送する設定をしなければならないという手間もあります。
レスポンシブwebデザインのメリット・デメリット

この方法であればパソコンサイトのために作成したコンテンツ・素材を使いまわせます。
運用コストがかからないので、大きなメリットと言えるでしょう。
レスポンシブwebデザインの場合、URLが単一なので更新作業も一度で済みますし、スマートフォン専用サイトのような転送設定も不要です。
しかし、古いブラウザに対応していないことが多く、いわゆるガラケーなどでは閲覧が出来ないというデメリットが存在します。
いくら最適化されるとしても、パソコン用のソースコードを読み取る必要性があるので、表示スピードが遅くストレスを感じてしまう事も。
サイト設計やソースコードは比較的複雑になるので開発コスト・知識を必要とする部分もデメリットとして挙げられます。
この2つの方法を使い分けるにはサイトの閲覧方法の割合を確認することが何よりも大切です。
スマートフォンによる閲覧が多い場合は専用サイトを作ることが推奨されます。
パソコンによる閲覧の比重が多いけれど、一定数スマートフォンからの閲覧もある場合はレスポンシブwebデザインの導入がオススメです。
どちらの方法も一長一短ですから十分な検討が必要となります。
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- by 佐藤司
- at 11:59
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